見せましょう 東北の底力を!


この前の記事で (ブログ更新してないけど)私は元気です!っていばってたのに
先週は ずっと微熱が続いてぐずぐずしてた。 (唯一ねもパの日だけ熱が出なかった。笑)
ノロノロ台風の長雨を幸いに こたつむりになって テレビとネットに溺れていました。
(正しくは大正時代の東京の地図に溺れてる。長崎出身の祖父母が東京のどこで出逢ったか。
大正時代 谷中や本郷、青山あたりに すっごい人たちがみんな住んでてゾクゾクする。)

土曜日は 台風28号が最接近で 土砂降り。
珍しくパーティもない週末で やるやらないの連絡回す心配もないし
録画してあった さだまさし長崎から東北へ復興支援稲佐山ライブ(3時間)を見た。
去年ハマってCDまで買っちゃったスタレビ(スターダストレビュー)も出てる! 
要さんの 声ののびやかさは ほんとに 気持ちいい〜〜〜〜

自称さだまさし研究会の アンジェラアキが さだまさしと初のデュエット 
診療所(サナトリウム)は 初めて聞いた。
アンジェラアキが言うとおり 号泣ものだった。
(アンジェラアキとの競演はないけど サナトリウムはYouTubeで探して聞いてね)

さだまさしの 誰にでもありそうな 日常の中では うまく言えない 言わずにきた
こまやかな感情の歌詞には いつも泣かされる。
 

『案山子』などは お金はあるか のところで 毎回泣いてしまう。
ずっとゆうちょ口座の引き出し記録だけが 息子の生存確認だったから。
(メールくらい 返せよ!)

そして夜は 仙台クリネックススタジアムで
巨人 対 楽天 の日本シリーズだ!

おババさまは昔から 巨人ファンなのだが、
こちらはアンチ巨人でサッカーファンなので 
野球の試合は 高校野球とイチローと落合以外 ほとんど見ることないのだが
珍しく 雨で釣り行けない氏も クライマックスからずっと見ている。

 
私は ホリエモンが 仙台に野球チームを!って 時から 
きゃ それおもしろい!って 飛びついたし(↓下の記事)

クライマックスへのシフト  http://kankarakan.jugem.jp/?eid=796

ソフトボールやってたアヤカが 同い年のまーくんの大ファンだし
仙台でクライマックスを見る日が来るなんて って言ってたら
こんどは 日本シリーズをやる日が来るなんて!

Jリーグが作った 地域密着型のスポーツ。 
チーム誕生から 地域で育てる野球チームは 初めてだもんね。
まさかの震災で 別の意味を背負わされて だったらオリンピック 東北でやれよって話だ。

何度見ても泣いちゃう 嶋の「見せましょう 東北の底力を!」
ほんとに いいヤツ。 東北全体と バッテリー組まなくったっていいのに。 
あの時の あの正直な挨拶だけで もう充分 みんなは力をもらった。
捕手って 日本語訳は ゲーム上でも 正しくないなぁ。
 

いや〜 杜の都が揺れています とかいう 実況聞いただけで 泣いてしまう。
もちろん 杜の都仙台は 東北のほんの入り口で そこから奥が すんごく遠いんだけど
それは あまちゃんが だいぶがんばってくれたから。 みんな奥まで 行ってねぇ〜!

実は このKスタ(クリネックススタジアム)で 甥っ子が バイトしてる。(笑)

あの311当日、仙台空港から1時半に 金沢へ向け 
国立後期受験のため 飛び立ったタローくん。
初めての一人旅、下見にさえ行ってない 知らない土地で
ホテルでテレビをつけたら 東北各地の津波の映像が 続々流れた。 
家族とは連絡取れず 心配で一晩眠れず 当然翌日の 入試もボロボロ。

仙台に帰れないので なんとか繋がった携帯で ともかく うちまで来て!!と 
その後10日以上 我が家にいて 仙台行きのバスが再開するまで 待機した。
支援物資たくさん背負って 帰ったよね。

浪人して 翌年には みごと じいちゃんと同じ東北大に合格!
ジモトで 大学生活を 満喫しているようで よかったよかった。

今Kスタにいる?

テレビ見てると つい タローにメールしてしまう。
律儀な甥っ子は 息子とちがって 必ず返信くれる。 超カワイイ。
会場整理かなにかのバイトなので スタジアムが写るとつい探してしまう おばバカな私(笑) 

彼はサッカー選手なので 父親のトオル同様 野球は 興味ないみたいだけど、
ジモトのスタジアムで これだけたくさんの人が
たくさんの 色々なくやしい想いを乗り越えて 風船飛ばしてる熱気の 同時代性は 
身体に刻まれるよなぁ・・

また仙台に戻って 日シリやってほしいすって。
たのむよ、バッテリー! 混戦で 仙台へ戻ってくれ!
  



もう一つ 東北支援関連のイベント 

馬喰町Art&Eatで 
「足りない活字のためのことば」展

今週土曜日までですが 今見たら 11月9日まで会期延長されたみたい!
ランチも美味しいので ぜひおでかけください。

馬喰町art&eat http://www.art-eat.com/event/?p=2537  

ちょうど ねもとパーティで 『銀河鉄道の夜』のジョバンニが活字をひろう仕事をして
病気のお母さんにパンを買ってあげるところを読んだばかりだった。
「活字って何?」って小学生の女の子に聞かれた。

津波被害を受けた 釜石の藤原印刷所に ボランティアに行った 坂井聖美さんが
破棄が決まっていた 活字が いとおしくて
20キロを 土嚢袋に詰めて 持ち帰ったところから 生まれた企画。

限られた ある活字だけで 読まれた詩。短歌。 
紙に印字されたへこみをみると 字が 紙が 想いが 活きてる!って 思うよ。
版画作品もステキです。

活字を背負ってきた 坂井さんたちが この企画のために立ち上げた
kamaishilettepress の facebookを見てね。若い人たちの 底力 見せられるよ〜。

https://www.facebook.com/kamaishiletterpress?fref=ts


 

| おばんのごり押し アート | 12:50 | comments(0) | trackbacks(0) |

『土神と狐』 ジンちゃん先生の朗読講座


ありゃりゃ もう10月も20日だ!

毎週台風来るし 我が家の2つ玉台風にも襲われるし(汗汗)

 
こんなにブログ更新しないのは 初めてじゃん?と 思ったら
なぜか去年も10月は 2個しか記事を書いてなくて 心配されてました。(笑)

去年の私はリメンバー〜〜♪
 
去年の今頃は プリンで 大変だったなぁ。
http://kankarakan.jugem.jp/?day=20121014


10月は 急に寒くなるので 衣替えやら 畑の大根のおろ抜きや土寄せ作業や
チューリップの植え付けやら 新米や野菜の発送やらで 毎年なんだか忙しいのね〜。

私は 元気です。
川ベリの畑の タアサイ チンゲンサイ 春菊 大根も 伸びてますよ〜。

ねもとパーティでは 10月はじめに ジンちゃん先生に 
『土神と狐』の朗読指導に来ていただきました。
集まるまで ハンカチ落としで 遊んで〜〜


ねもパ名物 豪華持ち寄り料理を食べて〜〜
今回は 食べておしまいになったら困るから 簡単なものでとお願いしたのに 
ぎょぎょぎょ さよさんのお父さんが大阪で釣った鯛の尾頭つきが2尾も↑  
ねもパのスーパーママさんたちの 超豪華料理! ハンパなく 美味しかったです。

いよいよ 朗読講座です。
挨拶から 始めましょう。 誰に向かって どこに声を届けるかを 意識して〜



ジンちゃん先生は 桐生の高橋パーティ出身 学生時代は 多摩の大西パーティ所属。
ものがたり文化の会 朗読サークルで城山知馨夫さんの指導を 長年受けてきました。
2人の子どものママになった今も 毎年 賢治童話を 朗読発表しています。

このメンバーで 朗読指導を受けるのは 初めて。みんな 少し緊張気味です。


 
賢治さんのお話は 最初に大事なことがいっぱい書いてあるので 
ていねいに 読もうね。 
「いのころぐさがいっぱいに生えって どんな感じがする?」
たとえば「お花がいっぱいに生え」ていうのと どう違う?


ジンちゃん先生の質問に答えながら 読み直すと
ぐんぐん イメージが明確になってきます。

土神は どんな風に歩いてくると思う?
狐は どう歩いてくる? 

土神の方が 好きな人?
狐の方が 好きな人?


狐大好きって感じで 読んでみて。
じゃあ 今度は 土神大好きって 感じで 読んでみて。

 

同じ文章でも どういう解釈で読むか。
読みかえてみると 力の入れどころが ガラっと変わります。

ジンちゃんが 明るいくっきりした声でちょっと読んでくれだけで 
みるみる情景が浮かんで 物語が立ち上がってきます。

樺の木さんを どういう 女の子と 考えるか。 

樺の木は 動けないんだよ。
来て お話してくれる 友だちを 待っている。受け身だね。
だから おしゃべりが 楽しくてたまらない。
狐だって 話すのが楽しくてたまらない。



朗読は 動きがないので 絵的には伝えにくいのですが(笑)
ほんとに刺激的な時間でした。
ママたちも 語りの力によって こんなにも 物語が沁みてくるものなんだと 
みんな感動してました。
 後半もやって欲しい! ジンちゃんの『土神と狐』を全部聞きたい!という 希望も続出デス。
ジンちゃん先生 遠くまでありがとうございました!
子どもたちが 教わったことを 自分のものにして 発表に 生かせるといいね〜。




姉妹じゃないよ。       親子じゃないよ。

ジンちゃんも出る 朗読サークルの 発表会が 11月10日(日)にあります。



お江戸日本橋亭  http://www.geikyo.com/theater/map_nihonbashi.html



第1部は テューター、第2部は 若者 去年塩竈ワークショップに一緒に行った
麦野ちゃん ジンちゃんが 読みます。
お話をまるごと一人で語る朗読は ものすごい集中を要求される 緊迫した表現です。
色々な 賢治童話を 楽しめます。 ぜひ おでかけください。






 
 
| がやがやがやがや | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |

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