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ピースバトン・ナガサキ フェスタ ’10 追伸 原爆展






この春 4月21日に ピースバトン・ナガサキを主宰する 調仁美さんから 
このブログで連載している 長崎八人兄妹物語に コメントをいただいた。

長崎平和推進協会 写真資料調査部会で 
原爆に関する写真の収集、研究、調査をしています。
偶然みつけたこちらのHPの被爆前後の 長崎市内の写真を見せていただきたい。


それから 私の祖父 井手伝次郎が 長崎で開いていた響写真館に興味を持ってくださり、
長崎県立図書館で 響写真館発行の 写真集 『長崎』を 見てきてくださり、
伝次郎が撮影した 長崎の風景を あちこち現場に駆けつけ
今の状態を 写真に撮って 私に伝えてくださった。

『長崎八人兄妹物語』を なんとか出版できないか
去年から 探している私に代わって 原稿を売り込んでくださったり(笑)
長崎で響写真館の写真展をやりませんかと 振ってくださったり!

身動きできない私に代わって そのフットワークの軽さは 
追い立てられるほど 小気味よい。

ご本人曰く おっちょこちょいで 思い立ったら 止まらない性格みたいで、
いつも周囲のセーブを受けているとか。
まだ お会いしたこともないけれど(笑)
40代ママさんの 止まらない情熱と 猪突猛進  いいねぇ、好きだよ!

今回 被爆体験を語り継ぐフェスタの中で 
響写真館内部の写真や 井手伝次郎撮影の写真
井手家の長男 桃太郎撮影の昭和22年、25年頃の 長崎の風景写真を
少し 展示してくださるそうです。  

写真展 実現に向けての ピースバトンのみなさんの チーム力にも 本当に感謝です。




昭和初期から戦時中までの十数年間、長崎片淵町に存在した写真館「響写真館」。
名匠とうたわれた当主、井手伝次郎の残した数々の写真には、
戦前の長崎の豊かな風物が刻み込まれています。

経営者の井手伝次郎は1891(明治24)年、長崎市浜ロ町に生まれた。
その後上京したが関東大震災後 長崎 に戻り、
上野彦馬の流れをくむ 渡瀬写真館で写真技術を学んだ。

1926(昭和2)年ごろ片淵町1丁目1番地に響写真館を開業、
写真館経営のかたわら長崎の風物を撮影、写真画集「長崎」「雲仙・島原」などを出版した。

写真館は1943(昭和18)年ごろ、戦時中の物資統制による 経営難のため 廃業した。
当時出征兵士の写真撮影の需要は 数多くあったが、
伝次郎は「兵士の写真は撮影したくない」と断り、憲兵隊からにらまれいたという。
一家は佐賀県藤津郡に疎開、戦後は長崎には戻らず 奈良県に移住した。

伝次郎は1962(昭和37)年、73歳で死去したが、
写真画集「長崎」を始め、残された写真の多くは 現在 東京都写真美術館に所蔵されている。

今回紹介する一連の響写真館関連の写真は、伝次郎の孫にあたるご子孫、
根本千絵氏(千葉県)のご厚意によりご提供頂いたものです。
展示に際し 改めてお礼申し上げます。

響写真館の被爆写真響写真館の経営者井手伝次郎の長男、
井手桃太郎(1920〜2007、元フジフィルム勤務) は、
戦時中は活水高等女学校の美術教師をしていたが、1944(昭和19)年6月徴兵され、
被爆当時は 暗号兵として宮崎県都城市の部隊に所属していた。

ここに紹介する写真は、戦後桃太郎が復員して長崎に戻り、
活水に復職した後の、1946 年〜1950年にかけて撮影したもので、
地元長崎では今回が初公開となる。

撮影時期や地点などに他の写真では見られない部分もあり、貴重なものである。
なおプリント原版は井手泉氏(伝次郎四男)所蔵。
                                           プレスリリースより

お近くの方 長崎にゆかりの方
遠くても 駆り立てられた方(笑)  ぜひ おでかけください。
(私は駆り立てられるが 父を埋葬せねばならず)

ピースバトンは 高齢化が進む 被爆者の体験を 次の世代に伝えようと
学校への出前講座や 写真展を 継続して 企画している 団体です。
ピースバトン HP→ http://peacebaton.giving.officelive.com/default.aspx


『長崎八人兄妹物語』は 
井手伝次郎の 響写真館と その家族の肖像で
佐賀県に疎開した後も 活水から 三菱大橋工場への学徒動員で
長崎に一人残った 私の母 井手夏木(当時17才)が 
原爆前日まで どこにいたのか を辿ることから始めた
おじおばたちへの 聞き書きです。

このブログ 右側カテゴリィの 長崎八人兄妹物語を クリックすると
新しい記事から 見られます。

響写真館 http://kankarakan.jugem.jp/?day=20090419

長崎を最期の被爆国に! http://kankarakan.jugem.jp/?day=20090809

井手伝次郎の 徹底した個人主義と
10代の少年少女の目から見た 昭和初期の 時代の空気
多くの方に 読んでいただければと 思っています。
祖父伝次郎の ガラス乾板(ガラスのネガ)写真の 家族写真も 公開しています。

| おばんのゴリ押し イベント | 12:00 | comments(5) | trackbacks(0) |
Comment
初めまして。
丸木美術館で針生一郎さんにたくさんのことを
学ばせていただきました。
お通夜のときに、ご兄弟からこちらのブログをお聞きしました。
私の「明日も晴れー大木晴子のページ」のリンク集に掲載させていただきます。
よろしく、お願いいたします。
2010/07/02 11:14 AM, from 大木晴子
晴子さん、初めまして じゃないですよ!以前、私の西口地下広場フォーク集会の記事もリンクしてくださったでしょう?繋がりましたか?
私の方は丸木美術館での父の写真を
載せてらしたので、繋がってましたが黙っていました。色々父がお世話になりました。
晴子さんのページで長崎八人兄妹物語も紹介してくださってありがとうございます。今日の朝日新聞長崎版(ネットアサヒコム長崎で見られます)でも紹介されました。祖父が写真館をやめて長崎を離れたので家族は原爆に遭わなかったのですが、それぞれ友人や大切なものを失って何十年も語れなかった想いは、もっともっとたくさんの人たちが抱いていることでしょう。いつか丸木でも
写真展をやりませんかと 通夜に
岡村さんにゴリ押ししました。(笑)
2010/07/02 4:26 PM, from かんからかん
そうですね。
記事を書いていました。
写真に感動して・・・・。
これを読み、写真を見せていただいたとき、
活きるということ、亡くなった方々の想いが活きるということを
強く考えました。
09-09-04に書いた・・・・
「No more HIBAKUSYA 長崎を 最後の 被爆国に!」 ブログ「かんからかんのかあん」

http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=1203&forum=1

丸木美術館で写真展!良いですね。
評議員をさせていただいてる私も大賛成します!!
実現するように祈りましょうね。
先日、連れ合いが沖縄から運ばれて来ている「沖縄戦の図」の
写真撮影を勝手でました。
針生一郎さんが温めていらした企画展、
二人で一日、針生さんを想いながら撮影をしてきました。
記録されたデータがこれから永く活き続けてほしいと願っています。
2010/07/02 5:11 PM, from 大木晴子
お父様のご逝去をお悔やみ申し上げます。
この度は、自筆年譜などお送りいただき、ありがとうございました。
もちろんすでに拝読していましたが、改めて一読、二読、三読、何度も先生との時間を反芻するように読み返し、そこにぼくの名前が出てくる訳ではないけれど、先生と交差したいくつもの時間を読み込んでいました。
先生とは40数年前に出会い、しかし造反教師と造反学生のリーダーという、ある部分共闘しながら批判もし合う微妙な関係から始まり、さらには批評家と作家という関係になり、今日まで40数年。全く途切れることのない長い交流でありながら、もっと単純に先生と教え子であったなら率直に甘え教えを乞うことも出来たのに、そうであったなら先生ともっと深く触れ合うことができたかもしれないのに、と、今さらながら後悔の念がふつふつわき上がってきます。
ありがとうございました。
2010/08/09 12:42 AM, from 堀浩哉
堀さま、コメントありがとうございます。返信が遅くなって失礼しました。家族はほとんど父のことを知らないので(笑)みなさまからのお手紙や記事で、へええと勉強中です。
父の口述筆記をお願いしていた坂上しのぶさんが「あいだ」という手刷りの雑誌に、最近の口述を載せています。
2010/08/12 9:53 PM, from かんからかん









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