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場面緘黙(ばめんかんもく)

今思えば・・・・そして あえてラベリングするなら 
 場面緘黙(バメンカンモク) だったのかも! しれない。

<場面緘黙は、ある特定の場面でだけ 全く話せなくなってしまう現象。
子供が自宅では家族らと問題なく会話をしていても、 学校や幼稚園など家の外では、
誰とも話さないという例は多い。行動面や学習面などでも問題を持たない。>

小学校に入学して1年間 しゃべらなかった。
あ 今日はカナちゃんの話じゃなくて チエちゃんのお話デス。
 
毎日先生に 「さよならを言おう。さよならって言いたい」って思いながら 学校に行くのだが
胸がいっぱいになって(かどうか覚えてないが) 言葉にならない。
 
当時は よい子シールとかいうグラフがあって、
授業中 両手を椅子の背に 後ろ手に回して 御用の罪人みたいな姿勢で
背筋を伸ばして 静かに授業を聞けたら 赤い丸いシールが もらえた。(笑)
(後で考えるとおかしなことが 学校にはけっこうあるよね〜)

もちろん そのグラフでは チエちゃんは ダントツ1位! 赤いシールが 毎日増えていた。
ともかく ムダなおしゃべりは一切しないで もくもくと後ろ手を組んでいたのだから。(笑)
 
よくある 最初にビシっとしつける的な ベテランの厳しい女の先生だったが
図書の先生だったので、毎日 読書感想文を 書かされた。
チエちゃんは 毎日 作文に 花丸をもらって
うれしくてうれしくてたまらなかった。 先生のことも 大好きだった。

昇降口で 先生が見送ってくれる時 「せんせい さようなら」と 言いたかったが、
なぜか 声にならなかった。 

そうして 1年近く過ぎ・・・・ 3学期のはじめ
はねつき大会かなにかがあって お正月に仙台のおばあちゃんが送ってくれた
ボタンの花のように 八重の羽根を 学校に持って行ったら
「まあ ハリウさん なんてきれいな羽根!」 と 先生が 声をかけてくれた。

私は 羽根がほめられたのではなく 自分がほめられたかのように 舞い上がって
「さようなら」と その日は 言えた! ような 記憶がある。
 
そうそう。 仙台のおばあちゃんと言えば 入学祝いに
なぜか 濃い黄緑のランドセル
仙台の フジサキデパートから 送ってくれた。
 
がががががががが〜〜〜〜ん 
ちびまる子ちゃんのマンガで顔の上に縦線かかった感じで読んでね)
 

今みたいに イオンで カラフルな ランドセルが選べる時代じゃないんだよ!
男子は黒 女子は赤って 決まってたんだ。
しかも 今みたいな センスいい パステルカラーじゃなく 
ごっつい皮のアジサイの葉っぱみたいな濃いきみどりの!ランドセルなんだ。
どーいう趣味だよおおおおおお!↓↓↓

それが 女子の世界で 何を意味するかを ばあちゃん わかってない!
女の子はいつだって アイテムで場面を支配できるんだ。

で 私の 緘黙と 濃い黄緑のランドセルの 関連は 不明だが
 (まあ これも今にして思えばの 後づけだが)
入学そうそうコケた。 ことは まちがいない。

同じ仙台のばあちゃんの送ってくれた はねつきの八重の羽根で 少し浮上できたものの、
なんせ ランドセルは 6年間毎日だからねぇ・・・・

(母は 私と同じで 打開策をはかる人では なかった。 
たぶん 次に生まれた弟たちがあまりに大変だったのと
私は家では しゃべっていたと思うから 私が学校でまったくしゃべらなかったなんて
母は 知りもしなかったかもしれない。 もちろん ランドセルを 買い換えるなんて発想もない。 笑)

解決策は いきなりやって来た。 
3年生の 4月 担任の先生が 変わったのだ。

今度の先生は 新しく転任してきた 大柄の女の先生で メガネをかけていたが
「ヤ ハリウさん♪」って 朝 私の肩をバンとどついた。
(金八先生の 養護の先生 高畑淳子みたいな感じ)
私はその先生の勢いに気圧されて なんだか ちょっと 解放された。

そう。  今の私は その前のめりな おばちゃん先生に 似た部類だから(笑)
まっさか 1年間 まったくしゃべらなかったなんて なかなか信じてもらえないが
うそじゃないのよ〜〜 ほんとの話だよ〜〜!

小学校6年間で ついに跳び箱飛べなかったし、
逆上がりもできなかったし どんくさい インドアな 内気な少女だったのデス。

だから 人って 環境や周りの人次第で どんどん変わるんだよ。 ってことは 
実感こめて 言える。

チエちゃんの 脳内失語、現状スルー、文章で後追い雄弁会(笑) みたいな性格は
中学、高校、大学、結婚生活でも続き・・・・
ようやく 自分の内側と外側が追いついたのは 改名して3クール目に入ってからでした。
(前にも書いたね。 改名の記事 ↓)

しっかし結婚してからも その よい子シール欲しさにがんばるみたいな性格が災いし・・・・
超ゴッドな マザーin law の前に 口答えもせずに 後ろ手にうなだれて 30年。
毎日の お説教の時は 確信犯的? 場面緘黙で 聞き流してマス。(笑)

場面緘黙は 生き延びるための 自己防衛反応だ! 
って 実感こめて 言える。  
場面緘黙より 怖いのは よい子症候群ですぞ。



附記
仙台にいる 私の姪っ子が どこかで こんなこと言われたみたいで、母親に この話をした。
私の時代は バメンカンモクなんて 言葉 あったのかなぁ???
スクールカウンセリングもないしなぁ・・・

第一 姪っ子の父親(私の弟 サンプル1)は 3、4才になっても しゃべらなくて
親はかなり心配したみたいだが 暴走族を経て、今や会社の社長だ。(詳しくはサンプル1↓)

ちなみに 子育てにおいては  たいていのことはペースの問題だから (親子問題のPSSね)
打開策をはからずに 様子見で時を待つのがよい。
と 私は 思っている。 

兄妹が多いと 親の手が回らなくてちょうどいいんだが 今はそれもできないし・・・・
ラベリングと 相談システムだけ増えて 寄ってたかって 一生懸命子どもをイジルよりは
外で 勝手に遊ばせて 問題を自然陶太せよ って 思っちゃう。   ダメかしらん?

サンプル1      http://kankarakan.jugem.jp/?day=20071201

改名の披露     http://kankarakan.jugem.jp/?eid=657

親子問題のPSS  http://kankarakan.jugem.jp/?eid=410
| おばんの 子に育てられ | 11:05 | comments(5) | trackbacks(0) |
Comment
打開策をはからずに 様子見で時を待つのがよい。

部活で問題が生じた子供。「これは、先生にも知っておいてもらったほうがよい」と判断。手紙を書き、子供に渡したら、「ちょっと読ませて」と一読し、「お母さん、これはいいです」と返された。
子供に「様子見でいいです」と言われたみたい・・・
でも、何度も文章を推敲して手紙を書いた母の気持ちは通じたらしい。それが、自分でなんとかする力の後押しになったと思いたいな。

2010/05/10 8:52 AM, from nauman
いやあ土曜日のパーティでも、恐竜絶滅に関する整理されたお宅の息子の知識と冷静な指摘にビックリ!
集中することが楽しくなってるのに。周りの知識が追いついてないから、アホらしくなっちゃうんだろうね。(笑)浅学な私は、いつもレクチャーを聞くのを楽しみにしているよ。小5は母親が子どもから手を引くターニングポイント。私も息子にさんざん鍛えられました。楽しみ♪
2010/05/10 1:07 PM, from かんからかん
ちっちゃな ちえちゃん。
そうだたんだねえ。。
赤いシールかぁ。
濃い黄緑!その衝撃今でも覚えているのですねえ。。
ほんとうに怖いのはよい子症候群。
分かります!

らべりんぐ。昔は、あえてそこを踏まないようにしていたんだけど。だめですねえ。踏まなかったからこそ
みえてきたことの大きさを思い出しました☆私の原点!

打開策を図らず、様子見で時を待つのがよい!胸にしみます!!
この「待つ」ってことが、ほんとうに難しい。。
親修行は続く。

昨日から大好きだった絵をまた歌いながら描き始めた娘。
同じクラスの女の子が他のクラスで何かしているのを見て「なにやっているの?」と声をかけたそうな。
「絵を描いているんだよ」といわれ、自分もやりたいと一緒に絵を描いた。そうしたら、「かわいい!」といわれた。と。にんまり。
お?表情が?
それから絵を描きながら歌い始めました。

今週月曜から朝はすんなりと幼稚園に行っています。
まだその状況に??となってしまう親。
ははははは。


わあ。「お母さん、これはいいです」そうかあ。すごいなあ。
なんだか、ものすごーく感動した!
私は、息子様が大好きです♪
だから、こうやって息子様の様子が聞けるの☆嬉☆

千絵先生のおうちで
naumanさんの息子様が娘に恐竜の本を読んでくれた時も。
先日いただいた電話口で
息子様がまだ話も拙い娘にたくさん話しかけてくれた時も。
私は息子様にメロメロです♪。
あ・・・嫌がられるかな(笑)



2010/05/13 2:05 AM, from あっきい
ゆうこちゃんに、一生懸命、恐竜の説明しながら本読んで姿、私もうれしかった。その後、ゆうこちゃんが、恐竜の本持ってきて、「あのね、これ、怪獣なの」って言ったのは、おかしかったなあ。
この間の電話も、いきなり「あのね、男の先生、全然こわくないよ!大丈夫だから!」って言っても、ゆうこちゃん、なんのことだかわかんなかったかも・・・。でも、気の合いそうなお友達が見つかったんだね、よかった、よかった。
おばあちゃんと電話しても、すぐ「じゃあ、お母さんと代わるね」と言うのに、あっきーには、三月のキャンプの報告を嬉々としていてビックリ。「すごいご馳走が出たんだよ。カレーにコロッケがのってるんだよ!オレンジジュースも出たんだよ!!」には参ったけどね〜(確かに、家ではコロッケとカレーは別メニュー、ジュースは誕生日とクリスマスくらいだ)
家の息子様もゆうこちゃんとあっきーが大好きです。

2010/05/14 9:05 AM, from nauman
これまた 林明子の絵本 とんことり みたいだね。 ゆうこりんに
この本買ってあげてね!
うたとえ♪ なんてステキなバロメーター。
2010/05/14 10:16 AM, from かんからかん









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