2009.11.07 Saturday
むらだ! みのだ!
先週のパーティは、ワークショップで お借りした みの(簑)を 返しに 房総のむら に行きました。
うちから 成田空港方面へ 車を 暴走して 30分。
野菜作りを 時々教わってる 竜角寺のおじさんの家(うちのおババさまの生家)の すぐそばです。
(前にいた大型トラックがのろくて 暴走できず、見学時間が 30分しかありませんでした。)
房総のむらは、千葉県立の 歴史的な建物や 昔のくらしがわかる 体験型博物館。
江戸時代から 明治の町並みや 店の中の様子 農家が 再現してあって、
ろうそく作りや わらじ作りなどの 体験プログラムもあり、 ゆっくり回ると 楽しいですよ。
房総のむら → http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
(町並みは、テレビや映画のロケにも 使われてるようです。
最近では、浅野忠信・松たか子の映画『ヴィョンの妻』)
我孫子市の 小学校は 遠足で 行くので、
今日は 時間に間に合った チビチビくんたちだけで 行きました。
上総の 農家 立派ですね。
2階は、床がつるつる。
みのと かさ!
あまりにも 似合ってましたね。
(詳しくは 縦のカレンダーで11月1日をクリックして
山男だ!山男だ!を 見てね)
お借りした みの。 内側を よく見てください。
わらで 編んであるのかと
思いきや、
チガヤの 茎の 芯だけをさいて 干して 作るそうです。
ワラで編んだ ネットに編み込んでいるのです。
直接 からだにつかないので 保温性があるし(あったかい!)
雨水は チガヤの 茎を つたって 下に落ちるので 中には 浸みてこないそうです。
この みのを 編んでる 房総のむらの 高津さんに
教えていただきました。
知ってるようで 知らないことばかりですね。
3月には みの作りの 体験講座も あるそうですよ。
こちらは 水車小屋もある谷を越えた 下総の農家の土間。 みのを 借りに来た時の写真です。
宮沢賢治童話『祭の晩』では、
神楽も見ずに 祭りから帰った亮二が 厩の前から 家に入って
いろりの前で 豆をゆでてる おじいさんに 山男に 出会った昂奮を 話します。
岩手県に多い 馬も 同じ屋根続きの 厩に 住む 南部曲屋でしょうか。
なぜか こういう 広い土間 落ち着きますね。
さて みのの 材料の チガヤは、前にも紹介しましたが、
利根川や 手賀沼の土手で 白い穂が 眩しい あれです。
(写真は 高校同級生で TNL(チーム成田線)のイトーくん撮影)
この茎だけを 釘にひっかけて 裂き、夏の間 干しておいたものを 編むのですから、
大変な 作業ですね。
うちの 90才のおババさまの 母親も 竜角寺で 簑を編むのが 上手で 評判だったそうです。
現金収入のない 昔は、 夜なべ仕事で そういうものを作って、
少しのお金を 工面して 子どもを 育てたそうです
賢治童話を 実感として わかるには、 生活が かけ離れているな と いつも思います。
うちから 成田空港方面へ 車を 暴走して 30分。
野菜作りを 時々教わってる 竜角寺のおじさんの家(うちのおババさまの生家)の すぐそばです。
(前にいた大型トラックがのろくて 暴走できず、見学時間が 30分しかありませんでした。)
房総のむらは、千葉県立の 歴史的な建物や 昔のくらしがわかる 体験型博物館。
江戸時代から 明治の町並みや 店の中の様子 農家が 再現してあって、
ろうそく作りや わらじ作りなどの 体験プログラムもあり、 ゆっくり回ると 楽しいですよ。
房総のむら → http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
(町並みは、テレビや映画のロケにも 使われてるようです。
最近では、浅野忠信・松たか子の映画『ヴィョンの妻』)
我孫子市の 小学校は 遠足で 行くので、
今日は 時間に間に合った チビチビくんたちだけで 行きました。
上総の 農家 立派ですね。
2階は、床がつるつる。
みのと かさ!
あまりにも 似合ってましたね。
(詳しくは 縦のカレンダーで11月1日をクリックして
山男だ!山男だ!を 見てね)
お借りした みの。 内側を よく見てください。
わらで 編んであるのかと
思いきや、
チガヤの 茎の 芯だけをさいて 干して 作るそうです。
ワラで編んだ ネットに編み込んでいるのです。
直接 からだにつかないので 保温性があるし(あったかい!)
雨水は チガヤの 茎を つたって 下に落ちるので 中には 浸みてこないそうです。
この みのを 編んでる 房総のむらの 高津さんに
教えていただきました。
知ってるようで 知らないことばかりですね。
3月には みの作りの 体験講座も あるそうですよ。
こちらは 水車小屋もある谷を越えた 下総の農家の土間。 みのを 借りに来た時の写真です。
宮沢賢治童話『祭の晩』では、
神楽も見ずに 祭りから帰った亮二が 厩の前から 家に入って
いろりの前で 豆をゆでてる おじいさんに 山男に 出会った昂奮を 話します。
岩手県に多い 馬も 同じ屋根続きの 厩に 住む 南部曲屋でしょうか。
なぜか こういう 広い土間 落ち着きますね。
さて みのの 材料の チガヤは、前にも紹介しましたが、
利根川や 手賀沼の土手で 白い穂が 眩しい あれです。
(写真は 高校同級生で TNL(チーム成田線)のイトーくん撮影)
この茎だけを 釘にひっかけて 裂き、夏の間 干しておいたものを 編むのですから、
大変な 作業ですね。
うちの 90才のおババさまの 母親も 竜角寺で 簑を編むのが 上手で 評判だったそうです。
現金収入のない 昔は、 夜なべ仕事で そういうものを作って、
少しのお金を 工面して 子どもを 育てたそうです
賢治童話を 実感として わかるには、 生活が かけ離れているな と いつも思います。