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進路指導 ♪   

Dreams come true の記事で、みみっちい進路指導なんかするな と書いたが、
実は パーティの こどもたちの進路指導には、本人が望めば、よく 関わっている。

といっても 私は 勉強の指導は まったくできないので、
一応の方向性を 定めるまでの 相談役・・・というよりは、 迷惑な 攪乱?をやっている。

今年の受験も そろそろ 終盤。 まだまだ 結果待ちの 家も多いだろうが、
思い出して、2007年に ねもとパーティのみなさんへ と書いた手紙の中から 一部を 掲載する。
(ブログを始める前は、1月の発表会が終わった後 ねもとパーティの父母や大きい子宛てに出す手紙が
ほとんど唯一の、私の発信だった。)

パーティを15年やってきて、テューターとして心がけていることがあるとすれば、
こどもたちの心が ほんの少し動くタイミングを はずさないことだろうか。

私がよく 進学や 受験の 相談に乗るのも、
現代では 善くも悪くも 受験が、 こどもが 初めて 自分で大きな選択、決定をする時だから。

それなのに、彼らはどう考えたらよいのか、考え方が わからないまま 選択を迫られて、
見かけより 不安で 困っていることが多いからだ。

「自分の考えを 整理するために おしゃべりしない?」とお茶に誘うと、
長くパーティを離れていた子でも、「お茶したいです!」とメールをくれる。

答えは彼、彼女たちが 探すしかないから 私は ただの聞き役だが、
話をしていると、パーティ活動の中では なかなか動かなかった 彼らの気持ちが、
ほんの少し 動くのがわかる。
私はたいてい、 「一度は 違う視点から 考えてみれば?」と余計な 揺さぶりをかける。

親も子も ごく狭い範囲でしか考えていないし、
しかもなぜか 最初の決定を 親子共に覆せないからだ。

小さい時から、親子に接してきた立場のテューターとしては、
彼ら自身が 気づいてない その子の 志向がわかるし、
どの子にとっても いつも最大の難関(!)である 親への遠慮や思いを、
「だよね〜」と聞いてやることができる。(笑)

受験や進学は、最終的には親子のベクトルが同じ方向だし、
たとえ自分の選択や結果に 不満が残ったとしても、
生死に関わるようなダメージはないから、
安心して揺さぶりをかけられる。というわけだ。(笑)

この機会に 自分の 考え方のクセや、逃げ方のクセ、
問題解決への アプローチの仕方を
自分なりに 認識する方が、その後の 人生には ずっと有効だ。

不思議なことだが、その時の 数回のやりとりで、
初めて、小さい時から わけもわからず参加させられていた パーティというネットワークの
ちがう意味を 彼らは感じているような気がする。

私もまた、この子にとって、少しは出会った意味のある大人として
動くことが できただろうかと 思ったりする。  



今年の パーティの受験生は、パーティに来てない子ばかりだったが、(笑)
前に 「両親と祖母の家をつくる」の本の記事で紹介した 建築学科に受かったサキちゃんと
第一志望の中学に受かったユウキちゃん、ユウユ 共に 自分が立てた 目標を 達成した。

コケたところで 生命の危険はない とはいえ、結果が出るまでは、やはり ハラハラ気を もむ。
こっちから 問い合わせるわけにもいかんし、・・・ けっこう 落ち着かない。

ダメならダメで そういう時こそ 私の出番だ! みたいな へんな自負があるので、
ムダに 今から 受けられる学校がないか 調べたりする。(笑)
ううん 知らせ来ないなぁ。 姉の ケイコに 聞いてみようか・・・・

昨日、今年の最後の 受験生 ノリちゃんから、看護大に 受かったメールが来た!

なに〜! 一人で大声出して、驚喜乱舞♪  即 電話する。
まとめて 報告しようと思ってたらしく、今日の第一志望 だけでなく 
受けた学校は 全部受かってたらしい。
早く言えよ! 心配したよ〜〜!

ノリちゃんは 元祖 白井のパーティが始まった15年前、2才か 3才。
オムツをしていて、 ずーっと長い間 パーティで 一番末っ子だった。
いつもニコニコ笑っているだけで あまり意見も言わないから つい 大きくなっても
みそっかす扱いしてしまう。

そんな ノリちゃんが 中学の時に 私に手紙をくれた。

パーティに自分がいる意味が わからないので、パーティを やめます。

 しっかりした字で 便箋2枚 びっしり 書いてあった。

私は その手紙に エラく感動して! 他のみんなに 読んできかせた。

「パーティやめるって言ってるのに、なんで そんなに 喜んでるの? 
テューターとして やめないで って言うべきじゃない?」 とアヤカに 言われた。

だれでも 中学高校くらいは 部活や学校で パーティどころじゃないから、
みんな ノリちゃんに 先越された感を 持ったのかもしれない。

いや、パーティって なんだか いつのまにか来なくなって、
お母さんが 「すみません、先生、うちの子ったら・・・・」なんて 謝って、 
うやむやのままにいなくなる のが 普通のパターンだ。

だから こんなにしっかり 私に「やめる」って言った子は パーティ始まって以来だ。

「やる」って言うより、「やめる」って言う方が 言いにくい。
これだけ しっかり言える 力が あれば、この先 どこででもやっていける。
私はご機嫌で 絶賛していた。 

でも パーティをやめたノリちゃんに 高校受験の時 「お茶しない?」って誘ったら、
「お茶したいです!」って 返事が来た。(笑)

すでに 受けたい高校は 決めているようだったが、私はいつもの おせっかいで、
エリコや あべちゃんが行ってる 高校 超楽しそうだから 見学に行ってみない?
と 誘惑して、 一緒に見学に行った。
そして 結局 ノリコは ランクアップして その高校を受験することに、志望を 変更した。

今回も 何度も 小論文を書き直して 送って来たり、
面接の練習 お願いします と 我が家に来たり、
どのパーティメンバーよりも 頻繁に 連絡が来た。 意欲的だった。
我が家には 都合よく 進路指導の専門家がいるので、
いつも申し訳ないが ほとんど 丸投げで、小論文の添削や 面接の練習を 対応してもらっている。
「うちで みた子で 落ちた子はいない」って 夫も 豪語している。
(あ 一人いた! うちの子 笑) 

そう。 今回も また ノリちゃんにしてやられた。
もう ノリちゃんは 末っ子の みそっかすじゃなかった。 
私の 老後の 看護は ノリちゃんに 頼んだ。(笑)
指導されるのは いつも こっちなんだ。 

おめでとう! 当面の 目標を達成した 人たち。
ダメだった 人は・・・・・ 私にメールください。 お茶しましょう♪
| おばんの 子に育てられ | 09:19 | comments(1) | trackbacks(0) |
Comment
 おかげさまで典子が大学に合格できました。受験の際には色々とご指導頂きありがとうございます。
 ねもパーを辞めてからの方が先生との関わりが密だったと思います。不思議です。
 これからもよろしくお願いいたします。
2009/02/14 12:23 PM, from よこば









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