2011.05.16 Monday
フクシマ
なぜか 地名に 駆り立てられる私。 だが
3・11以来 毎日 フクシマフクシマの ニュースに怒り
猪苗代湖ズの I love you & I need you 福島 のメロディに乗って
フクシマに〜 フクシマに〜♪ と この地名が 頭を 離れない。
地名は 音(おん)が先で 字は 当て字のことが多いという。
ごく一部の人しか 文字を持たない頃時代から
地名と そこにいる人びとの暮らしは あるから。
記紀や風土記など記録された歴史は、少なからず当時の政権、
天皇の権威を裏づけるように再編成させられた可能性がある。
(谷川健一 『青銅の神の足跡』集英社文庫)
地名の由来も言われも 文書に記録されてないから
どの解釈が正しいか わからない。
(谷川健一講話 『土地の名にこめられた物語』ものがたり文化の会 十代誌1999)
福島県の 地名の由来を ネットの 地名由来辞典でみると
文禄元年または2年(1592、3年)木村吉清によって杉目城から福島城に改称され、
その地域も福島と呼ばれるようになった。
城や城下町が「福島」となった由来は、この地帯が 湿地で
そのまん中にある信夫島に 吾妻おろしが吹きつけていたため、
信夫島が 吹き島(ふきしま、ふくしま)と呼ばれていたから。
城の名として縁起の良いものにするため 吹く→福 福島となったという説がある。
この他にも諸説あるが、いづれも木村吉清による文献ではないため、正確な由来は未詳である。
図書館で 福島県の歴史(山川出版社 丸井佳寿子 工藤雅樹他編著) を 借りてきたが、
福島県庁の場所は その昔大仏城、杉目城と呼ばれた城があったが、文禄年間(1952〜96)
大森城から移り住んだ木村吉清が この城を「福島城」と名づけたと伝えられるが
その経緯は明らかでない。「福島」という地名が、どのようないわれをもつものかは 不明である。
と 書いてある。
たしかに 地名の由来は よくわからないものらしい。(笑)
谷川健一氏は、『青銅の神の足跡』(集英社文庫)の中で
イフクやサナキと 名づけられた土地から 銅鐸がたくさん出土しているところから、
地名と金属精錬の関係をたどっている。
「弥生時代には 銅鐸を作る人たちを フク、フキ と呼んでいた。
そうした人たちの住んでいる地名が フクまたはフキ であるとされた」
銅や鉄を精錬するのを「吹く」という。
それはフイゴの力を借りて炉に風を送るからであるが、
山の斜面の自然の風を利用することもあった。
(風を利用する人びと 『民俗の思想』 岩波同時代ライブラリー 谷川健一)
ならば 前回の シマ=故郷、くにという意味と合わせて (下の HAPPY ISLANDの記事参照)
福島には 吹くシマ(国) つまり 風が吹く国 という意味が あるのではないか?!
風フェチの私は この思いつきが 妙に 気に入った!
(もちろん 誰かの研究があるのだろうけど 浅学な私は まだ 辿り着いてない。
この思いついて 辿り着いてない時の ワクワク感が たまらない。
浅学ならではの楽しさ。 でも これがなかったら なんの学ぞ?)
HAPPY ISLAND 福島 http://kankarakan.jugem.jp/?day=20110417
風フェチ http://kankarakan.jugem.jp/?eid=1056
3・11以来 毎日 フクシマフクシマの ニュースに怒り
猪苗代湖ズの I love you & I need you 福島 のメロディに乗って
フクシマに〜 フクシマに〜♪ と この地名が 頭を 離れない。
地名は 音(おん)が先で 字は 当て字のことが多いという。
ごく一部の人しか 文字を持たない頃時代から
地名と そこにいる人びとの暮らしは あるから。
記紀や風土記など記録された歴史は、少なからず当時の政権、
天皇の権威を裏づけるように再編成させられた可能性がある。
(谷川健一 『青銅の神の足跡』集英社文庫)
地名の由来も言われも 文書に記録されてないから
どの解釈が正しいか わからない。
(谷川健一講話 『土地の名にこめられた物語』ものがたり文化の会 十代誌1999)
福島県の 地名の由来を ネットの 地名由来辞典でみると
文禄元年または2年(1592、3年)木村吉清によって杉目城から福島城に改称され、
その地域も福島と呼ばれるようになった。
城や城下町が「福島」となった由来は、この地帯が 湿地で
そのまん中にある信夫島に 吾妻おろしが吹きつけていたため、
信夫島が 吹き島(ふきしま、ふくしま)と呼ばれていたから。
城の名として縁起の良いものにするため 吹く→福 福島となったという説がある。
この他にも諸説あるが、いづれも木村吉清による文献ではないため、正確な由来は未詳である。
図書館で 福島県の歴史(山川出版社 丸井佳寿子 工藤雅樹他編著) を 借りてきたが、
福島県庁の場所は その昔大仏城、杉目城と呼ばれた城があったが、文禄年間(1952〜96)
大森城から移り住んだ木村吉清が この城を「福島城」と名づけたと伝えられるが
その経緯は明らかでない。「福島」という地名が、どのようないわれをもつものかは 不明である。
と 書いてある。
たしかに 地名の由来は よくわからないものらしい。(笑)
谷川健一氏は、『青銅の神の足跡』(集英社文庫)の中で
イフクやサナキと 名づけられた土地から 銅鐸がたくさん出土しているところから、
地名と金属精錬の関係をたどっている。
「弥生時代には 銅鐸を作る人たちを フク、フキ と呼んでいた。
そうした人たちの住んでいる地名が フクまたはフキ であるとされた」
銅や鉄を精錬するのを「吹く」という。
それはフイゴの力を借りて炉に風を送るからであるが、
山の斜面の自然の風を利用することもあった。
(風を利用する人びと 『民俗の思想』 岩波同時代ライブラリー 谷川健一)
ならば 前回の シマ=故郷、くにという意味と合わせて (下の HAPPY ISLANDの記事参照)
福島には 吹くシマ(国) つまり 風が吹く国 という意味が あるのではないか?!
風フェチの私は この思いつきが 妙に 気に入った!
(もちろん 誰かの研究があるのだろうけど 浅学な私は まだ 辿り着いてない。
この思いついて 辿り着いてない時の ワクワク感が たまらない。
浅学ならではの楽しさ。 でも これがなかったら なんの学ぞ?)
HAPPY ISLAND 福島 http://kankarakan.jugem.jp/?day=20110417
風フェチ http://kankarakan.jugem.jp/?eid=1056