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報道カメラマン 高橋邦典 FRAMES of LIFE

東北大震災から 今日で1ヶ月。 
長い一月でした。

報道写真家 高橋邦典さんのHP 
KUNI TAKAHASHI PHOTOGRAPHYを紹介します。

去年までは シカゴトリビューンの記者 
今は インドムンバイに住んで フリーで 紛争地域を撮っている 戦場カメラマンです。

今月一時帰国して 仙台生まれの高橋さんが 故郷宮城に駆けつけました。

MASSIVE earthquake hit my home country
http://www.kunitakahashi.com/blog/2011/04/02/massive-earthquake-and-tunami-hit-japan-my-home-country/

小さな写真のサムネイルを クリックすると 大きくなります。


高橋邦典さんの写真は 対象への食い入り方が引けてない、
カメラのファインダーを通してではなく
自分の目の前に対象がいる と錯覚するような 臨場感があります。

日本のキャパか!って 私は思っているけど
写真家の孫とは言え、ドシロウトの私に言われてもね〜。(笑) 身びいき入ってるし。
でも 外国でも 色々受賞しているので 圧倒的な写真の力は
高い評価を 受けて いるようです。

こちらは 子ども向けの 写真絵本。   
紛争地域の 子どもたちの生活、 日本では 想像つかないような現状に 胸がつまるけれど、
高橋くんの 素直な感想とともに読み進めるので 
日本の子どもたちにも ぜひ見て欲しいと 思います。




高橋邦典
1966年宮城県仙台市生まれ。
千葉大工学部中退後、渡米。
ボストンの写真学校卒業後、
ボストン・ヘラルド紙、シカゴ・トリビューン紙で
フォトグラファーとして勤務。
1996年ボストン報道写真協会
フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー受賞
1999年度、2000年度ニュース部門第1位
2003年AP通信メンバー、
フォト・オブ・ザ・イヤー受賞。
2009年、インド・ムンバイに拠点を移し、
フリーランスに。
南ア、アフガニスタン、ハイチ、イラク、リベリア、ソマリアなど紛争地を取材。
著書に「ぼくの見た戦争_2003年イラク」
「戦争が終わっても_僕の出会ったリベリアの子供たち」(共にポプラ社)、
「Frame of Life (フレームス・オブ・ライフ)」(長崎出版)


私が 高橋邦典を 初めて知ったのは 2002年TBSテレビ 情熱大陸で。

「この人すごいね〜 いいね〜!」って 娘の佳奈と 話してたら、
後日 母が 仙台の針生本家の息子がカメラマンで 情熱大陸に出たんだって、と。 

え? あの高橋邦典って うちの親戚だったの?!! 
と ビックリ仰天しました!

ちょうど 2002年に 母の発案で 長崎で響写真館をやっていた
祖父井手伝次郎の写真を 東京都写真美術館に寄贈し 
2004年には 佳奈が 東京都写真美術館で 学芸員実習をしたので
なんだか 写真家の血筋モードが 親子で全開の頃だったので、(笑)

若き報道カメラマンで親戚 の出現!は、
キャア〜〜♪って 心躍る my BIG NEWS でした。
(ご本人は関係ないし 知らないけどね。笑)

今回 掲載許可で 初めてコンタクト取ったのですが (まだ会ったことはない)
高橋クンも 遠い親戚の COMING OUTに びっくりしていました。(笑)

高橋くんのいとこで もう1人の 本家の孫娘は 
オーストラリア在住 絵本作家 加藤チャコさんです。 
父の 納骨には チャコさんも オーストラリアから 来てくれました。
加藤チャコは パートナーの渡辺鉄太くんと 福音館などから たくさん絵本を出しているので
そのうち 紹介しますね。

関係がよくわからないので、私のおば文子さん(父の妹)や 
オーストラリアのチャコ、チャコのお母さん、高橋くんのお母さん4人に
突撃電話調査をしました。

私の祖父 針生徳治郎と 本家の針生寅治郎さんが いとこ同士だそうで、
私の父一郎と 本家の高橋くんの4人の子どもたち(高橋くんのお母さんたち)は
ハトコになるようです。
つまり私と 邦典くん、チャコさんは ハトコの子ども同士。 デス。
そういうのなんて言うのかな? 
(三従兄弟(みいとこ)とか 其又従兄弟(そのまたいとこ)なんて 言い方も あるらしい。)
まあ ともかく 地震のおかげで これまで話したこともない お母様たちとも
初めてお話して なつかしい仙台河原町の話に 花が咲きました。

私は子どもの頃 毎年夏休み 父の実家 仙台の祖父母の家に行っていました。 
仙台味噌屋だった針生醤油店のお隣の本家に ピアノを借りに行き 
練習させてもらっていました。
だから 本家は私にとっても 馴染みが深く、
ガラガラと ガラス戸を開けて入ると 左に流しがある勝手口が 目に浮かびます。
その家で、まだ結婚前の高橋くんのお母様に会っていたのかもしれません。
今回 ピアノの持ち主のことも初めて聞いたので また別の機会に 紹介しますね。

チャコさんや 邦典くんと私は10才近く 離れているので 
一緒に遊んだ記憶はありません。

チャコさんも 邦典くんも 仙台河原町の家がともかく大好きな場所で 休みはいつも河原町。
「住んだのは1歳まで(だと思う)ですが、高校生くらいまでずっと通っていました。
私の心のふるさとです。」と 言っていました。

仙台の祖父母の家を 自分の故郷みたいに思っているところは 
私と まるで同じだな〜と 親近感沸きました。

河原町 針生醤油店は 広い市電通りから 七十七銀行の所で 小路に入って
大井時計店や 白松が最中 ビタ酵素(ヤクルトみたいな栄養ドリンク)の店が並ぶ 
道幅の広い 小路にありました。 敷地の中に 石の蔵が並び 奥の味噌工場から
トロッコで 表の店に運び出す。 
あの大豆を煮る匂いの中で トロッコに乗って遊ぶのが ほんとに好きでした。
いつか 仙台河原町河原乞食第2世代(失礼 笑)で 集まって お話したいものです。 
血よりも濃い地縁 あったりして。

あ スミマセン どんどんミウチな話に タイムスリップしてしまいました。
高橋邦典の 写真の話です! 写真見てください!

高橋くんは 偶然にも 今年の2月に NHKディープピープルで 戦場カメラマン
宮嶋茂樹さん 渡辺陽一さんと 鼎談していたようです。
高橋邦典の 自伝的エッセイも 2月に発行されたそうです!
(本人は言ってなかったけど 勝手に宣伝しちゃおう)右側 アマゾンからも 買えます。




過酷な戦場を たくさん歩いてきた 高橋くんも
自分の大好きな故郷 宮城の 景色に 絶句しているのが 伝わります。

Massive earthquake and tunami hit Japan, my home country
 http://www.kunitakahashi.com/blog/2011/04/02/massive-earthquake-and-tunami-hit-japan-my-home-country/








附記1
仙台太白区門前町の 弟の家も 昨日1ヶ月ぶりに! ガスが来て
お風呂に入れたそうです。 長かった〜。 余震が まだまだ怖いけど。
(高橋くんのご両親も 今は ご近所に住んでいらして びっくり)

附記2
昨日 この記事と差し替えた 高円寺の反原発デモ 1万5000人以上参加。
YOUtubeで 高円寺・反原発デモで 検索すると 画像が色々投稿されています。

附記3
NHKディープ・ピープル 再放送 4/17 午前02:25〜02:55に
「戦場カメラマン」渡部陽一さんと「不肖」宮嶋茂樹さんとの対談です。



附記4(4/20)
朝日新聞出版AERA臨時増刊号「東日本大震災 レンズが震えた」明日発売。高橋くんも寄稿しています。 ぜひ 見てください。(高橋邦典 ツイッターより)

附記5(4/20)
今日4/20夜8時50分過ぎに FMラジオJ-Wave のJam the world という番組で、震災の取材について高橋邦典少し話します。







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