窓辺に・・・・・ 行ってきます!

長かった 1月が 終わる・・・・  

毎朝 娘たちが 「おばあちゃん、行ってくるね〜!」
と 挨拶をしていた 母の部屋は 
ひとあし早く 春が来たように 花が咲き乱れている。 


12月のなかばまでは 一人で風呂に入っていたのに 正月5日から 寝たきりになった 95才のおババさま。


自宅での家族による看取り 平穏死を選んだものの 
老衰とは もっと静かに 平穏に 枯れるかのように 逝くのかと 思いきや
最期まで 意識がしっかりしていたために 苦痛が全部わかって 気の毒だった。

呼吸の苦しさ 口の渇きと荒れ 寝たきりによる 身体の痛みや痒さ
吐き気 だるさ 布団の重さ 
 「あ〜 やだやだ こんな人生」 
 「なんで こんなイジメにあうんだ」
  「もうごちゃごちゃだ。からだを一本まっすぐにしてくれ」
  「竹藪でごくごく水を飲みたい」
  「スイカ食べたい」
  「3人で どこか 広いところへ 行こう」 
その日の状態で はっきり言葉になる時もあるし 
指で 空に描く 手話や 聞き取れないたどたどした単語を 
こちらが かろうじて意味を繋げてみることもある。

 前の記事(人生を語らず)にも書いたが 12月からずっと 臨終体制で
娘たちも ずっと 横のコタツで寝て 夜中も看病していた。
正月から さよさんが 柏のスーパーでみつけて届けてくれた スイカを 一さじなめただけで
何も食べてないのに 毎日10回くらい 黒いタール便が出て そのオムツ替えも3人かかりで 四苦八苦。
「水を飲めなくなったら 1週間かなぁ〜」と 往診のお医者さんに言われて
今夜が山か 今日か明日かと ピリピリ緊張した毎日を送ってきた。
そして まさかの 発表会の朝 大量嘔吐。 
だんだん 家族も 疲弊してきた。  いつまで がんばるんだろう。  平穏死って 全然 平穏じゃない! やはり 入院させた方が よかったのではないか・・・・
 

1月なかば 谷川雁の新刊『不知火海への手紙』が 事務所から届く。
「う〜 苦しい 苦しい」唸っている母の横で パラパラと 本を開く。

その生をつらぬく もっとも悲痛な急所は どこにあったかと 改めて問い直すのが、  
人を悼むということである。                              

                                    谷川雁 
中上健次追悼 「海に背いて海へ 」  


ああ 雁さんの 言葉が 沁みる。

暮れから この 一ヶ月 私がノートに書いている言葉は  
ウンチの回数や 呼吸の間隔 嘔吐や 褥瘡の状態 母のうなり声の意味 ばかりだったから。 

                                                                               

急所は わかっている。
明治 大正 昭和と 女たちがずっと戦ってきた 「女というものは」という自画像だ。
母は 戦う相手を 間違えていた。
私も 方法を間違えているのを わかっていながら 変えなかった。 
それが 私の 方法なのだ。


生みの母よりずっと 私はこの 義母に似ている。
25才から33年間ずっと 一緒に暮らした。
3人の子育ても お勝手も 畑も 庭仕事も 全部助けてもらいながら 一緒にやってきた。
季節季節の漬け物や料理 畑仕事を 昔の田舎の思い出の 問わず語りと共に教わるのが 何より好きだった。
季節の暦と 気温の体感と仕事が 東京育ちの私のからだに刻まれたのは 義母のおかげだ。


晩年は 超働き者の母が 思うように動きまわれなくて 自分の部屋から出ず
食事も全部 この窓辺で 取るようになったので 頭だけが冴えて 私や孫を相手に 文句が増えた。 
理不尽な 宗教的な妄想や ダダっこのような要求に 
私が 戦うのがめんどくさくて ハイハイと 服従するものだから 
反抗期の中学生と母親のような ヒステリックな 共依存に なっていた。

あまりの ストレスに 私の方が先に 逝くのではと マジで 思っていたから
自分が 生き残れて ほんとに よかった・・・


この窓辺で 母は 子どもたちのセーターを編み 着物を縫い
花を生け 甘酒を仕込み 手紙や日記を書き お取り寄せをし 
孫や私に しゃべってしゃべって しゃべり続けた。
脳がやられて 失語した 私の生みの母や 玄関でのたれ死にした独居老人の父に比べても 
最期まで 家族みんなに囲まれて こんなに饒舌に語り続けられる老人は 今は 希少だろう。


   


 
チーム ババ  誰も 逃げず ずっと笑って 自主的に 看病してくれた。 感謝! ごくろうさま!


たくさんの花に囲まれて 行ってらっしゃい。
そして 今日も 窓辺にむかって 私たちも それぞれ 行ってきます!

(しっかし なぜ 今日に限って こんな雪? 爆 )
 
| おばんの病みつき | 10:00 | comments(6) | trackbacks(0) |

人生を語らず♪



みなさま 静かな新年を お迎えでしょうか。 
今年も 「スペースを すこしズラして」(どくんごouf!)「かなり 自由!」に やれたら・・・よいね!

12月は ずっとざわざわして 先が見えない ・・・・な 状況でした。
発表会の練習も 丸投げで帰ったり ねもパのみなさまには ご迷惑おかけしました。
 ご心配おかけしてると思いますが なんとか 年を越しました!

12月のはじめから 我が家のオババさま 呼吸が苦しく 軽い心不全 むくみ 酸素78 
ほとんど 食べられない上に 大量下血が6日間と 目を離せない状況が続いていました。
 病院にも行かず 点滴も酸素もナシで 比較的具合のよい時に お医者さんの往診1回だけで
自宅看護しているので けっこう 緊張しました。
これまでの とにかく食べてくれない食事の世話に加えて
1日1回 トイレに起きて 何か1口 飲むか食べるか が3時か4時か・・・という生活になったので
トイレ おむつ 身体の清拭 足湯が 加わり 
やっと我が家も 人並みな介護に なってきたというところでしょうか。
(全国のみなさま ご苦労さまです。でした!) 

本人は 臨終モードで 家族全員に セーターやら コートやら クリスマスプレゼント
お正月の 昆布巻きなども たくさん お取り寄せし 
ありがとう ありがとうと 全員と握手をし 
私への バッシングが 急に消えて 感謝の人に 豹変したので! 
いよいよ これは 最期かと こちらも 覚悟してしまったのですが(笑)・・・

しかし 本人は 10年以上前から ずっと 危篤で(笑)
 ウソでもいいから 家族が宗教に入ってくれたら 私は 安心して死ねる
あれから 14年・・・・
 私の葬式に みっともない喪服じゃ 恥ずかしいから 家族全員の喪服を新調して
あれから 9年・・・・(喪服は 私の親の葬儀に 役立ちました)
 尿路感染で 入院して 高熱で もうダメかと 私が病院に泊まり
あれから 4年・・・・(入院しても 天ぷらそばが食べたい かんぴょうまきが食べたいと 毎日3回食事を運んでた)
  夜中にトイレで転んで 顔面強打 目も開けられないほど額が腫れ上がったが  自力で ベッドに戻り 
黄疸出るも 医者にも行かず
あれから 1年・・・・

さすが 戦中戦後を 生き抜いているので からだが 屈強なんですね。
頭もしゃっきり お取り寄せの支払いの計算も明解だし
葬儀に呼ぶ人の名簿や 料理の手配 飾る花の数まで 毎日細かく 指定されております。(笑)

まあ 産みの親より長く 33年一緒に暮らしているとはいえ 人の親だし
子どもたちにとっては 優しいおばあちゃんなので
彼女の95年の人生を 嫁の辟易で まとめてしまっては 失礼ですよね。 

しっかし  な なぜ また このタイミング・・・
発表会 スプリングキャンプ担当 仙台宮城県美術館での展覧会とバッティング
いつも 私の実家の悪霊の祀り方について お叱り受けてるから ヤだな〜〜 
この日のために 去年1年 あんなに苦労して 100倍返しに耐えて 導入した ショートステイだけど 
うう ズ ずらせるのか? 自分・・・・

小田和正 クリスマスの贈り物 何年か前に 吉田拓郎と コラボした 『人生を語らず』 初めて 聞いた。
吉田拓郎って リアルタイムでは 全然聞かなかったんだけど   歌詞が なかなか ぐっときました。

越えていけ  そこを
越えていけ それを
今だ 人生を 人生を 語らず               吉田拓郎 『人生を語らず』



そうそう 語ってる場合じゃありません。 とにかく 越えないと・・・
(そういえば 垂直の崖を ハルカとミハルと車で上ってる 夢見た な なぜ)


年末年始は 劇団ねもと オールスターキャストスタッフそろい踏みで お世話してるので 助かります!
これが大団円だったら 2009年の ネモトニー賞 脚色賞に続いて 最優秀演出賞も 獲得できた
完璧な はっぴいえんどストーリーだったのにね。(笑)

   20大ニュース ネモトニー賞 http://kankarakan.jugem.jp/?day=20080114

 V6 輪になって踊ろう♪ で 踊る(笑)
 岩手釜石から買ってきてくれた 浜千鳥 虎舞を持って 虎舞う(笑)


                                  
  
アラカン 今年も 越えていきま〜す! みなさまも よじのぼって〜! 
受験生とその親も ともかく 越えようね! 次のステージは かなり自由だよ〜!







 
| おばんの病みつき | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

プリンちゃんのおでかけ♪

スプリングキャンプの報告が途中ですが、
和光大学表現学部芸術学科の卒業生たちによる シガツアート展が始まったので
お知らせを はさもうと思っていたら・・・

 → 間に合わないので 和光大学のこちらのページをごらんください。 
シガツアート展 http://www.wako.ac.jp/blog/2013/03/48ob.html


10日の 夕方 我が家の老犬プリンが  突然 遠くに 出かけてしまいました。

キャンプの集合写真102枚を 各パーティに仕分け 発送して、
やれやれと ひさびさ 畑に寄って 帰ってきたら
1月の卓球大会以来 音信不通だった ゆうこに朝から 電話をかけていたので かかってきた。
「元気なの〜? 」
「実は2月から 新しい職場に通ってるんですよ。」 
そうなんだ。 よかったね! がんばれ!

「プリンが だいぶ弱ってさぁ。 キャンプから帰ってきたら 夜鳴きもしなくなって、
牛乳も 注射器で 缶詰もおさじで 寝たまま 食べてるんだけどね。
今日は 牛乳も 飲まないんだ・・・今オシッコはいっぱいしたけど。」

9月に 眼球摘出手術するかどうかも 迷って 動物看護士のゆうこに電話したら、
ちょうど 今日で 仕事やめるって日で、
翌日 すぐに プリンの状態を 看に来てくれた。

去年の暮れに 床ずれができて ぐるぐるぐまきになった時も
新しい仕事の 講習の帰りに 動物病院に来てくれ 介助してくれた。

ゆうこから 電話来たのが 14:50
それから 洗濯もの 取り込んだり 新しい 物語CDの注文の電話をしたり して小1時間。
居間のまん中に 寝ている プリンの横を バタバタ 通っていたのだが・・・

16時ごろ あれ? 息してる? 
前にも 何度も そんなことがあって 夫と じ〜っと お腹が 動いているか  見てたことがある。
ゆうこの電話の前に オシッコした時 抱っこした感じが グニャンと いぎものらし感が なく
イヤな感じがした。

「なんか プリン 息してないみたい・・・」 
ちょうど 仕事終わった アヤカは すぐに電話がつながって  帰るという。

カナの携帯は 全然つながらない。 
 版画制作と プリンの介護で  最近ほとんど毎日 こっちに帰ってきてたが 
今日は  あっちに帰ると ガラガラ 制作の大荷物を 引いていった。
朝 プリンのことで 後ろ髪を引いては いけないと 言葉を 呑んだ。 


からだは あったかいし 全然苦しそうじゃないのだが 
なんだか不安で 今夜は夜勤だという ゆうこに 仕事に行く前に 看てもらおうかと また電話した。
「ゆうちゃん 夜勤何時から?」
「5時からです。」 もう 病院だった。

お世話になっている 動物病院は 休診日だったのだが、
先生にお願いして 看ていただくことにした。
動物の場合は どうするのか わからなかったが 目の前の状態を 自分で決められなかった。
誰かに 宣告して欲しかったのだと思う。 臨終だった。

プリンは 昨年11月いっぱいは ヨタヨタ歩いていたのだが、
後ろ足が つっぱって 12月には すっかり寝たきりに。



この冬の寒さで 12月には 玄関から 居間に昇格。
一気にストーブ犬 コタツ犬に。



暮れから 床ずれで 包帯ぐるぐる巻きになり 夜中2時間ごとに鳴く 意味不明の夜鳴きに 
厳寒の間 ずっと起こされ 家族もフラフラ。
軽い催眠剤のような 薬をもらうも 3時間くらいしか 効かないみたいで
私も 娘も コタツでよしよし 添い寝する 生活でした。 

2月には 昼間でも 鳴くようになり けいこさんたまちゃんが愛用した 大事なスリングを
譲り受け(ありがとう!) 野良犬 → 玄関犬 → 座敷犬→ 抱っこ犬へ。




歩かないと 排便がうまくできないので エアーウォークしたり 
体操?(虐待ではありません)  娘たちに いいように いじられてたね。 
 

おとといまでは 朝夕 おさじで 缶詰食べさせると おさじにかぶりついていたのに。



昨日は 夜勤明けの ゆうこが お花を持って 駆けつけてくれ、
文字通り 最期まで お世話になって すったもんだ大爆笑で
メモリアルパークも紹介してもらいました。


そういえば  だれか この犬をもらってください という お米屋さんの 貼り紙を
最初に 車から 見た時も  白井の ねもパに 行く時で 
小学生のゆうことあやかが 乗っていたのではなかったかしら?

「いてもいいよ〜」って 白犬が 我が家にふらっと来てから 17年か18年。 
今週の月曜日に その最初の里親のお米屋さんが 保険の切り替えで 家にいらして
「よい家にもらわれて 幸せだったね〜」って なでて 帰られた。
なんだか ちゃんと お別れしたみたい。


 
070307_1651~02_0001.jpg  川ベリの畑にも ねもパの野外活動にも よくお供させてもらいました。 



プリン ありがとう!  
さんざん 老いぼれネタに して ごめんね! (また笑えるネタもとを失った。爆)
笑ってるみたいな 寝顔に 癒やされます。 かわいがってくださった みなさん ありがとう!




| おばんの病みつき | 09:00 | comments(7) | trackbacks(0) |

プリンちゃんのスローライフ♪

2匹のワンちゃんチョコ&チップを連れて 我が家の前を通りかかったミミちゃん
「わぁ ひさしぶり!」 ねもとパーティ ○○だ!3兄弟のお母さんです。

「なんかプリンちゃん 大変だったんだって?」
「そうなの。 眼球摘出手術して 片目の馬車別当になっちゃったのよ〜。」

手術は9月のはじめですが ひさびさミミちゃんに話してたら
全国のプリンちゃんファンに(笑) 
ちゃんと経過説明してなかったな〜。

ご心配おかけしました!
我が家の ゆるキャラ 老犬プリンちゃんは

おかげさまで よたよたスローにやっております。
(ウィンク♪)


もともと 白内障で 目やにがひどかったんだけど 
庭や 前の駐車場を 好きに徘徊させてたもんだから 
木のしげみや 狭いところに はさまっちゃって 角膜損傷したみたいで・・・・。


年齢が年齢だけに(推定90才〜100才)
「手術の麻酔で 万が一のこともあるが ご家族の方 本当によいですか」
と お医者さまに 優しく何度も問われ、
うーーーーん 自分だったら 90過ぎて 目の手術の麻酔で 急死するのもなぁ・・・・

もともと 私は 何事にも手を打たない 放置主義だから 自然に果てたいなぁ〜 

第一 娘たちが飼い主で 私が勝手に決められないし って 悩みに悩んで
手術台の上から 一度は連れ帰ってしまったのですが、
(石橋を叩いても 渡らないで帰る 私の優柔不断な性格がもろに出た。
だって お医者さまも 自分の犬ならやらないかも なんて 気弱な発言で 笑)

ねもとパーティの動物看護師 ゆうちゃんにも 看てもらって 相談したのですが
その後 どんどん 膿みが腫れてきて 緊急手術になりました
結果 手術もうまくいって 麻酔で シボーもなく めでたしめでたし!

でも 麻酔に耐えられるか 手術前の検査では 心電図も 肺も 腎臓も 全部良好!!
さすが もと野良犬! 今まで フィラリアの検査以外で 病院にかかったことない。
ただし 肋骨が 折れていたらしいよ。 

自分の年齢顧みず 毎日果敢にドブの飛び込みに 挑んでいたからね〜(笑)
これは 夏休みに さほちゃんと。


これじゃ 肋骨も折れるわな。





手術の後 片目になっても・・・・ 懲りない性格は 摘出できませんでした。



少しは 歩かないと オシッコ出ないので ヨタヨタ歩いていると 
後期高齢者ばかりの 我が団地では みんなが 「ああ がんばるね〜 自分を見るようだ〜」って
憐れみの声を かけていく。
121107_1052~020001.jpg

しかし 手術のせいなのか 今まで ほったらかしだったのに 急に過保護になったからなのか
足腰が めっきり弱って 
ごはんも介助しなきゃだし オシッコに自力で 立てなくなってしまいました!


尿意がくると 鳴いたり のたうちまわったり
それが いつ どのタイミングで来るか わからないので オシッコシートの上に寝せて 夜は オムツ。

きょうび 犬の介護グッズも 色々 あるんだよ〜〜 
シートの デオドラントのは 我が家のイチローくん(父)の おもらし対策に おけいが持ってきてくれたもの。
「なんか 犬の絵が かいてあるんだけど」って イチローくん 不審がってたよね。
おかげさまで 今は本来の わんちゃんが 使ってます。
 

ちなみに こちらは 水飲まないプリンの 愛用 高齢者用の 牛乳 薄めて飲みます。


こちらは この間 畑のお隣のわんちゃんが亡くなって いただいた 介護食と ベビーフード。
へえ こんなの 使ったことない! 少子化なので ペットと 高齢者で 市場は 持ってるのね〜〜



さて オシッコ介護の話に 戻るが

もぞもぞしだしたら 外へ連れ出し 
最近は こうやって おなかを もちあげてやると 足を開いて チャー
(昔 息子を こうやって おしっこさせたな〜 笑  しっかし この格好 私の腰に来るのよね〜〜)


というわけで もぞもぞが いつ来るか わからないし おババさまが困る ので
近場の買い物も パーティの練習も 車に乗せて ご同行願ってます。
(あんな具合悪いのを 連れ歩いて ヒドすぎるって 叱られちゃうけど。
でも たまには お散歩しないとね〜〜)
遠出の時は ご近所のヨメ友 マキコちゃんのお世話になっております。感謝!

畑は チャリのかごに乗せて  

あ これは 通りかかった よそのおまごちゃんデス。 (ゆずクンだよ)
おまごちゃんでもいれば ヨチヨチ&ヨタヨタの スローライフ ダブル対応で 一石二鳥だし
いきものがかりとしても 楽しいんだけどね・・・・・



我が家は 95才の双子の 時間差な上に 
なぜか 毎日3度 私の犬と人間の世話がヒドイと 涙ながらに弾劾されるので(爆) 
シロミさんならぬ 女の絶望って 気分に なりまする。(伊藤比呂美 女の絶望) へとへと・・・・



プリンちゃんの記事は 右側カテゴリィ おばんの病みつきに 入ってます。


 

  













| おばんの病みつき | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

プリンちゃんのおでかけ♪

ありゃりゃ 5月も20日になるというのに 1つしかブログ記事あげてない! フリーズしてるぞぉおおお・・・・・
 
私は元気です!
我が家の一大チェサと その後の宗教バトルで へろへろになったのも束の間
ドメスティックな問題は なんら解決しなくても 家族やめるわけには いかないんでぇ・・・・・
日常は 変わらず 続いて行きます・・・・・・(笑)

そのうえ 「周年行事は嫌いだからやらない。 新しい展開が好きだから 東北ワークショップやるぞ〜!」
って若者たちに息巻いてた私が やっぱねもとパーティ20周年やるかぁ なんて思い立ち・・・・
( 確率的に言って 30周年はやれないかもだし)  

アユムくんが作った前田パーティのムービーみたいなの 作りたい作りたい!  
スライドショーやりたいやりたい!! トッシィ調べて〜 サヨさん調べて〜!って騒いで 
「お母さんには 絶対にムリ!」って カナに言われ
なんと連休に帰って来たアヤカが ハマって カナと音楽選びから 夜も寝ないでやってくれました!
やった〜〜 プログラムに 書けるぞお〜♪

しっかし みんなこんな小さかったんだもんなぁ・・・・・ 
写真って 見てるだけで 時間経っちゃうのよねぇ・・・・・(笑)

昔のフィルム写真は アルバムから 全部スキャンして デジ化するとこからやらなきゃで
連休返上で たまちゃん ゆうこ さなちゃんが うちに来て たまちゃんは泊まりこみでやってくれたのだけど

「この写真も入れて〜」「この写真も入れて〜」

スキマスイッチ 『全力少年』の 「積み上げたもの ぶっこわして」の歌詞のとこに この写真入れて
身につけたもの 取っ払って」のとこにこの写真入れて〜〜
最後は この写真にして こうこうキャプション入れて〜〜と
 
自分はできないのに どんどん注文入れるものだから あやかが ブチ切れ。

「音楽とタイミング合わせる機能はこのソフトにはないの!!できません! もうお母さんは 当日まで見ちゃダメ!!」

封印されちゃった!(笑)・・・・・・・・・ 


そうだ 私は チラシやらなきゃでした! 歴代メンバー紹介 けっこう手間取って長くなってしまった。

しかも ぎゃ! 7月に宮城塩竃でやる 初のワークショップの チラシも作らなきゃ!
広報の〆切り 5月中旬だった!!(汗汗)

というわけで 庭の花の植え替えと 畑の草ぼうぼうと プリンちゃんのおでかけの合間に あたふたやっていたら 
半月経ってしまいました〜〜〜

今週は父の3回忌で(早いね!) 仙台から 犬大好きの姪っ子来ることもあり 
プリンちゃんの老いぼれネタ続報で 軽く埋めておきますね。


相変わらず 一日数回 リードを放すと 勝手に おでかけしている プリンちゃんですが
最近は よその庭に入ったり よその家の駐車場に入ったり 
ご近所でも  静かにお騒がせしておる 迷惑犬になっております。

どうも 年をとると ともかく前進しか考えない らしく(笑)
一歩下がって 情勢を見る という気は ないようです。 (気持ちは なんとなく わかりますね。 笑)



あ これは 見世物小屋の 犬の自転車こぎ ならぬ お姉ちゃんのやらせですが、1日数回は ドブにハマッて います。

アハハ 携帯取りに 戻って 写真を 撮る私に 
 「ちょっと あんた〜 笑ってないで 早く 助けなさいよ〜」って 静かにすごむ。
ムービーなら ぜひ 江波杏子さんに 声をお願いしたいところですね。(笑)




| おばんの病みつき | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) |

おいっ!  (または老い!)

あれれ〜? さっきまで使っていた めがね・・・・・・ どこへ行ったんだろ〜・・・・・・
めがねめがねめがね・・・・一日何度 この呪文を唱えることか。 
呪文唱えても どこからも出てこない。

携帯とちがって 誰かに呼んでもらって鳴らすこともできず(汗汗)
そういえば、さっき着替えたエプロンのポケットに入れたままだったかも!
青ざめて  稼働中の洗濯機を一時停止して エプロンを確認したが・・・・・・入ってない。

ああ よかった、
しっかし めがねめがねめがね・・・・・・ないないない!

もしかしてエプロンのポケットから落ちてたら・・・・
となぜか不安がよぎって 再度 稼働中の洗濯機を止めて 水に手を入れたら・・・・・・・・・・・・・・!

・・・・・・・・・・・・・・・・・ 水の底に・・・・・・・・・・・がっ! 
120415_0859~4700040001.jpg

 お、おい! ・・・・・・・・・ めがねさま シボー・・・・・・ 


それからすぐに めがねやに行くも メーカーに 部品問い合わせるとか
でも メーカーが休みなので 土日は パソコンもブラインドタッチ ↓↓

そういう時にかぎって キャンプの集合写真 90人分を名簿と照合して 発送するという めがねな仕事が。(笑)
サヨさんに 名古屋マザック美術館のお土産にいただいた アールヌーヴォーな虫眼鏡でなんとか乗り切った。
 (サヨさんありがとう!)

3月にも 初めてお邪魔した 友人の家に めがねと携帯忘れて ヘレン・ケラー状態↓↓
すぐに宅急便で 送ってもらったのでした。(きょんみちゃん、お手数おかけしてすみませんでした)  
お騒がせな めがね、じゃないか お騒がせな私。 
災禍が続くと 壊れたのは メガネではなく 自分ではないかと マジで落ち込む・・・・・・
 
 「めがねを ポケットに入れて 洗濯機で洗うなんて ありえない! めがねはからだの一部でしょう!」
それから毎日 何度もおばばさまの 厳しいお叱りが続く。 
イヤ もう 充分ショック受けてるので、 そう追い撃ちかけないでくれろ。(汗汗)
(親って こうやって子どもに追い撃ちかけてるのねぇ)

あげくに  「一度 脳の検査した方がいいよ。 初期なら いい薬があるらしいよ」と勧められる。
(92のバアちゃんに 痴呆を疑われてる。 トホホ)

しかし 湖北の かねこめがねは ほんとに親切で安いよ〜〜♪
部品を取り寄せ(てか フレーム全部新しいのと とっかえたのに)3500円ナリの 軽傷で済んだ♪

いや 今日は 私の トホホなおい!(老い) ではなく 
我が家の プリンちゃんの 老いについて 書くつもりだったんだ・・・・・

推定年齢 17才(野良犬 捨て犬なので 出生の秘密は よく知らないのデス)
人間でいえば 90才以上の プリンちゃん 最近めっきり 老いが目立ち

リード(つな)をつけてると 引きずられるように歩くので
最近は 前の駐車場に 放し飼いにして 好きに歩かせてます。
しかも つなが 足にからまって 鳴くので 一日に何度も 不定期マイペース。
(92の オババさまも マイペースなので 私のマイペースはいずこに??)

車にひかれないか どっちの方向へ向いているか チラチラ様子見ながら
こっちはその間に 洗濯干したり 庭の草取りしたり・・・・

なんだか なつかしいな〜 この感じ。 
そうそう 子どもたちが 小さい頃  こうやって 子どもたちを 放し飼いにしてたっけ。
(笑)
ドタッ!
音がするので 行ってみると おいおい!(笑) ドブに落ちてる プリンちゃん。

ちょっと〜 写真撮ってないで 早く 助けてよ〜〜(後ろ足が 道路にあるの 見えるかな?)


 
自分の老いと 能力をかえりみず なぜか毎日 果敢にドブを飛び越えようと するのよねぇ。 
(この気持ちは わかる。
先週の ねもパで 子どもたちがやってた 蛙ジャンプ計測 
ちえ先生は腰痛くなるから やっちゃダメ〜〜!!ってみんなに 猛反対されたが 飛んでしまった。 たしかに腰痛い・・・・)

そして 道に出ると
よたよたよぼよぼ 震える つっぱる後ろ足を 引きずりながらも、
方向変換できないので どんどん 一人で 行ってしまう・・・・・・ 

うなだれながらも 周囲もかえりみず よぼよぼ前進する歩き方が
2年前に のたれ死んだ父に 妙に似ているのよねぇ・・・・・


 
後から 追いかけていくと 道ばたで へたってるし!(笑)


オシッコして かがんだあと 自分のオシッコの上に へたって起き上がれないノダ。(涙)

(そういえば 父も 神田の駅前で 倒れて 人だかりがして 駅に担ぎ込まれたとか。
 医者に自慢してたよなぁ〜〜  自虐ネタ体質 遺伝してる)

 

道は 車が来て危ないので うちの裏に放しておくと お隣の 空き家の庭と うちの裏を 徘徊している。
ク〜ンク〜ン かなしい鳴き声がするので 行ってみると
アハハ なぜかいつも 自分から 狭いところに 入って 動けなくなる。(笑)



ねもとパーティの動物看護師 ゆうこによれば 同じところを ぐるぐる徘徊するのも
方向転換できないのも 狭いところに 頭突っ込むのも 無駄吠えも
老人(犬)性の 痴呆の現れだそうだ。

そういえば 4月はじめの ねもとパーティで 公園で遊んでいたら プリンが失踪。
あやちゃん、はんちゃんと探しまわったら 
公園の男子トイレの 狭いすきまにはさまって 動けなくなってた〜!(笑)



ちょっと〜 写真撮ってないで 
はやく たすけてよ〜〜


プリンちゃんは 正しい老看護について説教しないから 
こっちも ついつけあがって 写真撮って 笑いものにして ごめんね!
よしよし。  ねもとパーティ20周年の準備で 集まった 白井ぐみの たまちゃんさなちゃんのりちゃんに にじりよる。

きわめつけは
あ 柵を倒して あっちに行ってしまったと 庭を見たら
ボチャ!
バケツに 落ちてる!
 


プリンちゃんも 私も 「おいおい!」な 老いの自虐ネタはつきないが、
哀しくなるので 我が家の 花盛り見て なごんでね〜〜

120416_1527~58.jpg

これは みちこちゃんが 好きだった 今井の桜。
散る桜 花筏の川沿いを 今日もうなだれて 進む プリンちゃんデシタ。



附記
明日は 我が家の一大チェサ。 
オヨメな私はこんなことしてる ヒマはない! ごちそう作らなきゃ。
ああ神様仏様御先祖様 生きてる人間が どうか幸福になりますように。 お祈りするばかり・・・・・


 







 
    
 



| おばんの病みつき | 18:52 | comments(4) | trackbacks(0) |

朗報↑ または 老4↓

時節がら 受かった〜! 出られる〜! 朗報が届く。 

今年は パーティの受験生は ゆうゆともえちゃんだけだが 
今のところ 入った報告は 連戦全勝!(すごい!)
後は去年震災の時 金沢に受験中で 我が家に10日間待避していた 仙台の甥っ子だけだ。
朗報待ってるよ〜 がんばれ〜〜!
 
さて我が家はついに 朗報ならぬ トホホな ロウフォー老4に。(老人3+老犬1)
大学出られることが決まった末娘が ついでに 家も出るらしい。

今でも ほとんど 家出状態なのにな〜〜
まあしかし タイミングはずすと どんどん加速する 我が家の老々老々・・・ 見たくないのかも。

おなじみ 今年93才になる 自称 明日をもしれぬ おババさまは 
まったく外に出なくなった分 エネルギーのすべてを お取り寄せと 孫の就活&婚活 に向けて(笑)
「レールに乗せてあげるのが親のつとめでしょっ!」って持論を さらにパワーアップして 炸裂中。
私一人で集中砲火浴びるの もったいないなぁ・・・・・てか 私に言われてもなぁ・・・・ へとへと・・・・・

 
いっぽう 人間で言えば90才越えてる 17才のたそがれプリンちゃんは
もう 畑まではとても走れないし 後ろ足ががくがくして 同じところをぐるぐる回ってるし
庭の木に 自分で絡まっちゃったり 縁側に 飛び上がれなくなったり へたってマス。

ボケも出て ごはんあげると 無駄吠えして 何度もおかわり要求するのが ちとうるさいが
プリンは 自分のエアロビ代わりに 私に攻撃はしないから まだ かわいい〜。

先週は プリンちゃんも白内障か? 娘たちが 3度も病院へ。
角膜が傷ついて流れ出すとかで 麻酔かけずに まぶたを4針縫って一時閉じてしまいましょうと
お医者さんが言ったとか。。
「ええ? プリン医者に慣れてないから ショックで よけい悪くなるかも。そのままでよいよ〜」 
処置を好まない私は びびったが プリンが激しく暴れて抵抗したので 処置できませんでした。(笑)
片目の馬車別当にならなくて よかった〜〜(このフードも 結局つけなかった)

かくいう私も・・・ 
毎日コーヒーを浴びるように飲んでる コーヒー好きが高じて 
先週はコーヒーメーカーごとたっぷり 熱いコーヒーを 足に浴びた。
あちちちちちい〜〜

ババのために作ったビワの葉の焼酎漬けをすぐに塗って 焼酎漬けのビワの葉を貼って 応急処置。

 
水ぶくれが 大きくて ジンジンしてたけど 紫雲膏塗って ま いっか〜って 放っておいたら

パーティのお母さん ゆかりちゃんが 
「こんなんで医者に行かないなんて 信じられない!今から迎えに行きます!」
柏から わざわざ来てもらうのは 申し訳ないので
「わかった わかった 自分で医者に行くから 大丈夫」と 近くの病院へチャリで行きました。

なぜ チャリで行ったかって?
もちろん 「やけどは祖先の戒告だ!」ていつも吠えてるオババさまに ナイショで 行くからなのですが
ちょうどこの日 我が家の前の駐車場が 液状化で よその車がハマり(爆!)  
レッカー車で 引き出すという ありえない事態が!

泥沼化!?
 
により うちの車も出せなかったのです。 
去年の震災の液状化で 水 砂が吹き出してた 地盤が悪い土地なので
雪が凍った後 さらに 泥沼化 した模様。  トホホ 

チャリをこいで病院行ったら ついた時は 水ぶくれが 破裂。 (爆)
ステロイドの軟膏もらったので おかげさまで 化膿せずに すみました。

やれやれ・・・・ 
生活リズムの 狂った オババさまと 毎日3時のお昼を終えて 
プリンのぐるぐる散歩につきあっていると
なぜか アメリカン童謡 が スローテンポで脳内を流れる・・・

Row row row your boat〜
老々老々〜〜♪ と 聞こえるのは 私だけ?(笑)


gently down the stream〜〜〜♪♪  
もともと 私は流れのままに 事態に手を打たない人なので
やさしく 流れを下っていく・・・・ なんか もの悲しい歌に聞こえるなぁ〜〜

Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream

あんまり楽しくもないが 夢でもない。 トホホ








| おばんの病みつき | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

仰天ニュース! はじめての○○○ 

今日は 発表会の告知を出すつもりだったが、
な なんと 昨夜 我が家恒例仰天ニュース 今年の第一弾!みたいな 展開が。(爆)
(2010年版はエントリー終わってるんですが カナちゃんの都合で まだポスターになってません。待っててね♪)

毎年 発表会が終わって ホッとした気分で ちょうど 私の誕生日が来るのだが
今年は 発表会が1週間遅いので まだ気が晴れないなぁ〜〜。
でも 娘たち2人が揃う日は 年に数回しかないので 昨日は前倒しで 誕生会をやってくれた。
 
ゆかりさんから 長野のお土産に
小布施 秋期限定にごり新酒 ホイリゲシュトルム 小布施ヌーヴォーをいただいたので  早く飲みたくて たまらなかったのだ。 
110110_1927~01.jpg
理由もなく ただ飲むのは はばかられるような
 ステキな ボトルでしょ♪
ワインの にごり酒なんて 初めてだし!


 実は私たちが語るワインの主力は
「しっかり樽で熟成させた辛口」です。
いつか 辛口ワインだけで独り立ちできることを夢見て 
今年も ヌーヴォーを作ります。(小布施ワイナリー酒造)

ってラベルに書いてある。 キャハハ
文句がおもしろいから選んだと ゆかりちゃん
言ってたなぁ。
 

110110_1949~01_0001.jpg

あまりの寒さに
おでんに なっちゃったので
ワインと ミスマッチ?だけど。

さすが ヌーヴォーだけあって
フルーティで ジュースみたいに 飲みやすい!

「お母さん 飲みやすいから 気をつけなよ」
と カナに 言われる。

昨日 成人式だった
ねもパの のりちゃん さきちゃん
おめでとう!!

私は 郷ひろみと同い年。
GO GOGO!だよ トホホ

ケーキは ねもパ モエちゃんのお兄ちゃんユーサクが パティシエの メヌエット。
いちごに セリーがかかってて 美味しい!

湖北は スーパーが4軒も潰れたのに 
ケーキ屋さんが 3軒も 競合してて健在の 不思議な町だよね〜 なんて 
ここまでは 昨日サッカーとかぶってたので録画した 『はじめてのおつかい』を 見ながら
なごやかな 展開だったのだが



・・・・・・・・・・・・・・・


ピーポー ピーポー♪ 

・・・・・・・・え? 何?

なんだか 周りが わさわさして 私は 夫と娘に 両脇から 介助され
玄関に どやどやと パステルグリーンの 男性が 数人。

気づいたら 救急車の ストレッチャーで 病院に 運ばれてた!

付き添いで 救急車に乗ったことは 2回あるが
自分が ストレッチャーで 運ばれるのは 初めてだ! 
はじめてのおつかい ならぬ 初めての救急車。(爆) 

しっかし 揺れる。  気持ち悪い。
たった5分の 乗車で 具合悪くなる。

おばばさまが入院して 私が毎日3回通ってた 近くの病院に 行くんだろうに・・・
長野から 介護タクシーで 連れ帰った ミチコちゃんが 
あまりの 運転の荒さと 揺れのひどさを ずっと文句言ってたなぁ。
確かに 具合悪いと この揺れは キツイよ。


お酒 全然強くないのに すぐ飲みたがる。
しかも ワインなら グラス1杯 日本酒は そば猪口に1パイで 十分。 
飲み過ぎるなんてことはない。

まず 生あくび出て 冷や汗かいて お腹いたくなって
貧血になって・・・・ よく トイレで 一人で 倒れてる。
    
昨日は あまりに寒かったからなぁ・・・
それが テーブルで みんながいる時に 起こってしまったのね。

「倒れ方が 尋常じゃなかった。」 らしい。
まったく記憶に ない。

腸のレントゲンと 脳のCT撮られた。 今年 既に 5回目の 被爆だ。
祝日の夜中に お医者さんも 看護師さんも 検査技師の方 ご苦労さまです。

「急性虚血性○○でしょう。」と お医者さん。
まあ そこに心不全が 入ると 一巻の終わりもありえた というわけか。
(家族はそれも 覚悟で 救急車を呼んだらしい)

酒飲んで 一瞬 気を失った。 なら トホホな笑い話だが。
点滴をして 帰された。

家族のみなさん、 新年からお騒がせして ほんとにすみません。
ブログや 仰天ニュースのネタのために やったわけではありません。 ので 許して。

おばんの病みつき は 体験型の 病みつき(看護)情報を 書いているが
自分の体験ルポが 多くなってきちゃった。 ま、まずいなぁ。

アヤカに 言われたみたいに からだ鍛えなきゃ。 GO GOGO〜! できないよぉ〜〜。(爆)
(別に郷ひろみファンじゃないけどね。  桑田佳祐もおない年だし なんとなく同年相哀れむノデス)
| おばんの病みつき | 12:24 | comments(11) | trackbacks(0) |

ただの○○

うううう イテテテテ・・・・

私の腰痛も 3度のギックリ腰を乗り越え
最近は すっかり畑仕事も 手を抜いているものの
コタツでのパソコン作業はやめないので 慢性化、悪化の一途。

左腰が いつも鈍く痛いし コリのような張りと 臀部がくだける感じが とれない。
 
朝起きた時 靴下もはけないし 洗濯機から 洗濯物を取り出すのも 一苦労。
オチチ イテテ・・・・ 前屈みになれないから 車の座席に座るのも 至難の業。

こういう時にかぎって カリスマ気功師 月辰会のヒロリン先生から
「その後 腰の具合はいかがでしょうか?」 と 
まるでお見通しのような 葉書が来る。(笑)  ヒロリン先生は 透視能力があるのだ!

もちろん 治療に行けばよいのだが・・・
人には 行け行けと やんやん勧めるくせに
自分の治療は なぜか グズグズ理由をつけて 後まわしにする 私。
市の検診も もう10年以上受けてない。
 
「病院行った方がいいよ! 整体治療するにも、椎間板ヘルニアだったら押しちゃいけないんだよ!
治療がちがうから 一度レントゲンだけでも撮ってきなさい!」
最近 整体修行中で もはや私の主治医になりつつある アヤカにうるさく言われる。

「そもそも 病人が病名を知らなくてもいいのですが・・・」(宮沢賢治童話『楢ノ木大学士の野宿第二夜』)
病名を知ったところで ストレスが増えるだけで 生活を変えられるわけではないしなぁ・・・・
「外科っていきなり注射したり、手術するって言ったりするからさあ、発表会前に それ もとも困る〜〜」

でもついに 年明け早々 整形外科に 連れて行かれた。
正月から ぶいぶい飛ばしていたが、
今年の 病みつき第一弾は 自分の病院で幕開け。 というわけだ。 トホホ

レントゲンを 何枚も撮られて 足をあげたり 背骨を押したり。
娘や おババさまで 何度かお世話になっている 見立てのよいS先生なので 安心。

「椎間板は・・・・なんでもないですね。」
「え? よかった〜!骨阻喪症は?」
「骨阻喪症も 今のところまだ 大丈夫。」
「へえ、そうですか。 じゃあ この慢性的な痛みは何から来てるんですか?」
「まあ ただの・・・・」

ここで S先生は ニヤっと チャーミングに笑って
 「老化ですね。 笑」

「・・・・・・そうですか・・・・よかった・・・・」 とは言ったものの、

ただの老化〜〜 って言われて なんだか よけい落ち込む・・・・↓↓

そもそも患者というものは 自分が納得できる 結果じゃないと 不満が残るものだが、
ただの老化って〜〜〜
まあ いきなり注射とか されなくてよかった。 電気治療さえもしなかった。 

去年の入院で ますますパワーアップした 91才のおばばさまは 
ついに 介護保険の更新を 要らない と断ってしまったし・・・
毎年使わないから要らないと言い張るのを でも更新だけはしておこうよと 言ってきたのだが 
なんだか 説得する気力もなく 年始から 腰くだけた・・・・トホホ
 
来週に迫った 人体交響劇発表会も・・・
今年は 中学生大学生がまったく参加できない上に 発表会未経験 初舞台が 8人2家族!(笑)
小5のリーダーたちを 私が一人 「ほら やるよ〜〜!」って 怒鳴ってる感じで、
無政府アナーキー状態の 究極。(笑)

「よく自分は動かないで 文句を言えますねぇ」と れんくん(小2)に言われ
「ごもっとも」 と 動きをやってみせて 音楽テープ動かして・・・と バタバタ走りまわっていると
うううう  腰が・・・・・ ピキピキ・・・・・・

12月のトークイベントの時 福住廉くんや会場の方から
「最終的に 人体交響劇にしないとダメなんですか?」
と 聞かれた。
うーむ。 思わぬツッコミだ。(笑)

そう、それさえなければ 毎年 も少し Happy かもしれないなぁ ・・・・

腰は ストレスから 痛くなるとか。  
は、早く 発表会 無事に 終わってほしい・・・・・・ みんな、がんばろーね!(汗汗)
 
| おばんの病みつき | 21:40 | comments(3) | trackbacks(1) |

解放区

母に 先立たれて おひとりさまとなった 父の家を たまに訪ねると
台所に 着物を着た 若い女の人がいて お皿をふいている。
あらら 新しいヘルパーさん?? 

 「あの・・・・・どなたですか?」
 「あ、お邪魔してます。 先生の ぱいでいあ(和光大学市民講座)の生徒です。」と おっしゃる。
 
慣れてるように 湯飲みをいくつか お盆に揃えて 応接間に持っていくので
ついていったら、 市民講座の生徒さんたちなのか 初老の方を含め 数人、
持ち寄りの お菓子やおかずが たくさん並んで パーティのようだ。
 
「あ 娘です。 いつも父がお世話になって・・・」
 なんだか こっちが 居心地悪い 新参者になって すごすご居間に引き上げる。 
 
8月発売の 美術手帖943号に 針生一郎追悼特集が組まれて
父が独居していた家の写真が 久家靖秀さんの撮影で
すばらしく 美しく! 出ている。 



長野大町α空間工房ライブオーク渡辺久男さんに作ってもらった 仏壇のある応接間はいいとして
 
父の仕事場だったサンルームは
葬儀に備えて 娘の佳奈と 弟のタカシが 大車輪で 整理した後の撮影で、
あまりのきれいさに ちょっとサギな 違和感が残る。(笑)

部屋には原稿や書類が山積みになっていて足の踏み場もなかった。

と 私たちの証言を踏まえたキャプションがあるので 写真を探してみたら・・・・・
あった、あった♪

父が 生きてた時は 下の写真のようデシタ ↓
掘りごたつの 足が 穴に 落ちかかっているのが わかるだろうか。

080704_1813~01.JPG

穴の中にも どっさり 書類が落ちてしまって、
なだれる新聞と書類を かき分け 自分が座る座椅子に 到達するのは、
アクロバティックな 至難の業だった。
痛風で 腫れ上がった足で よくジャンプできたもんだ。

こうして 父は 一日のほとんどを なだれる書類の山に埋もれて
紛失物の発掘に追われて ボヤいていた。  (私も同じだ。 血統か。爆)

私のミッションは この書類の山の中から
払い込み期限を とうに過ぎている 税金や 保険料の督促状を発掘し、
また 怪しげな 投資のパンフレットや 
あなただけが  当選しました!という 
国際宝くじの封筒を すぐに破棄することにある。
(なぜか あなただけが 選ばれたという言葉に弱い父。 爆)

何ヶ月も前の 時には去年の新聞も ビニールにくるまれたまま積んである。
「新聞は捨てるよ! 世の中 動いてるんだ。 去年の新聞なんか 聞じゃない!」
と 脅すが
「誰が死んだか わからないと困るから 読むんだ。 勝手に 捨ててもらっちゃ困る。」
と 頑固に言い張るので ほんとに 困る。

しかも どこに何があるか まったく把握してないくせに
なぜか 冷蔵庫の 賞味期限がとうにすぎた 食品を捨てると
「あれは どうした? 食べようと思ったのに。」と 次の日 怒って電話がかかって来る。

だから 父が応接間で 客と談笑しているのは しごく都合がよい。
黙々と 書類を捨てていると・・・・・

しばらくして 父が 電話をかけにきた。
寿司屋に 出前を注文している。 
へええ。 客に寿司をふるまうなんて高等技術を 身につけたんだぁ。 と感心する。

妻(つまり私の母)に先立たれて5年。

母がいる時から、
おにぎり山の袋に お湯を入れたんだが・・・・
      おにぎりが出て来ないぞ!
と ボヤいていた父。
それから比べると 人間いくつになっても ずいぶん成長できるものだ。(笑)

ピンポーン♪  
出前の寿司屋に 玄関で 父がお金を払っている。
また 着物の女性が 慣れた手つきで お湯を沸かして お椀を出している。
お吸い物だ。

私は モクモクと 不要書類の破棄に 没頭する。 
今日は 夕食作らなくてよいから はかどった。 45Lのゴミ袋 6つ できた。

・・・・・・・ あれ もう 7時か。 帰らなくちゃ。 しっかし お腹空いたなぁ・・・・・・
電話がかかってきて 父が居間に来る。

あれ まだいたのか。 
ハイ もう5時間も 片付けてますが。 なにか?

寿司の出前をとる スキルアップはしても 
娘にも 寿司をとってやるという 知恵はないんだなぁ。 トホホ・・・・

期待はしてないが おるのに見えんように 省かれるのは けっこうつらい。 
誰のために 遠路はるばる来て 片付けてんだよ〜。 ハラ減った〜〜

しかし まあ 一般論として 

家を解放区にして いろんな人の出入り自由にしているというのは 
おひとりさまの 老後の生き方として 悪くない。
 と思う。

冷蔵庫には ヘルバーさんが 作ってくれる料理の他に
タッパーに入った おかずも入っているから
親切なご婦人の 差し入れもあるのだろう。

もともと 父は オーディエンスを前にしたときだけ しゃっきりする人間だし、
最期まで オーディエンスを確保していたので、
老人としては しごく幸せな部類だったといえる。

賞味期限の切れた老人を祭り上げて 困ったもんだと思っていたが、
データバンクとしては まだまだ 使えたのか?

オーディエンスのみなさんの方が賢いから、 同じ話のリピートの中から
有用な情報だけを ピックアップして 聞いてくれてたのだと思う。
(データはともかく 提言は 現状の方がますますひどいから けっこう有効なのかもね。
よく知らんけど。)

一人暮らしなのに こんなに おさしみとか生のお魚 買ってどーするの?
と いつも 私が叱っていた。
そのお魚屋さんが 最期 鍵の開いた玄関で
座ったまま息絶えた 父を 見つけて 
まだ あたたかいうちに 救急車を呼んでくれた。
(ありがとうございます!)


















クマくんによる 再現映像。
(ふざけた家族で スミマセン。
 警察による現場検証にも 間に合わなかったもので)


そこに 宅配のお弁当やさんが 定時に配達に来て
私の携帯を 救急士さんに知らせて 
家族と連絡がすぐについた。

独居老人の 見守り連絡体制は みごとにうまく機能し、
今 熱中症で 話題になっている 独居老人の 孤独死の放置は 免れた。 というわけだ。 

他にも 
マカオのカジノの株を買うと儲かる! とか 
サイゴンの清涼飲料に 投資を! とか
金の相場で 儲かる!とか 税金対策に この家をレオパレスに!とか 
赤いシール貼られた?いいカモの 独居老人に 押し寄せる 甘い口上の 背広の男。

来るものは 拒まず。 どんなお方も 家にあげて
ふむふむと 聞いてるのか 聞いてないのか わからん態度で 話を聞いてしまう父。(爆)

私の言うことは まったくスルーなくせに
どうして そういうギョーシャの言うことは 聞くの?

いや こんどの男は 経済新聞のコピーを持ってきたから 信用できるんだ。(???)
今損してるから 取りかえすまでは やめられない。(爆爆爆)

はあっ? シロウトがモーカルわけないっしょ! 
そんなに 他人にお金払いたいなら 
若いアーティストのための奨学金つくりなさい!
とキレる私。 汗汗汗

父娘バトルで 1冊書けると 仙台味噌の記事に書いたが、(塩分補給に夏は味噌汁)
私が 父の思い出を 書けと言われると どーしても こうなってしまう・・・・
(丸木美術館ニュースに なんか書けと 言われたんだが これじゃマズイよね?
 かんからかんのかあんみたいでいいですから〜 と ナカノさんに言われたが。 笑)

賞味期限のきれた タレントの暴露本で どう儲けるか
トオル氏(弟のトオルじゃないよ。 編集者という病のトオルさま)に聞いてみたいと
思っておるが 面識ないし・・・

まあ 怪しい業者にも 鍵もかけずに  家を解放していた オープンマインドな 生活(性格)のおかげで
父は 孤独死を免れた と 言えなくもない。

その主体性まで消してしまうところが カウンターカルチャーの本質  と言われても 
私には抵抗あるけどね。(笑)




附記 

先月亡くなった 友人の ミチコちゃんも
最後の1ヶ月半は 本人の希望で 入院もせずに 最期まで 自宅で過ごした。
その家も 解放区で まるでおしゃべりサロンのようだったが その話は いつか 別に書く。

夫婦 家族という 閉じた安定型が 壊れた後に
新しい 解放区 コミューンを どう構築できるか。
 は、
誰もがいずれ直面する 普遍的な課題だと思うから。


美術手帖は 写真の他に
海鳥社の 機関でインタビューしてくださった 菊畑茂久馬さんや
池田龍雄さん、瀬木慎一さん、卯城竜太さんのエッセイ、
沢山遼くんによる足跡のまとめ、主要著作解題が 載っています。
興味のある方は ご覧ください。

各地で 追悼展が 企画されるようで ありがとうございます。
家族は まったく追いついてないので 勝手によろしくお願いします。

父が館長をしていた 丸木美術館 今日の反核反戦展  9月11日からです。
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2010/hansen/2010hansen.html











| おばんの病みつき | 09:11 | comments(1) | trackbacks(339) |

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古谷田奈月 『ジュンのための6つの小曲』

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