2014.01.02 Thursday
年のはじめの はっぴいえんど♪
「はっぴいえんど」は、ひらがなで書かれているせいなのか
最初から 「幸せな結末」 という感じがしなかった。
最近 再放送を録画して 楽しみにぼつぼつ見ている
深夜ドラマ「まほろ駅前番外地」の あの ゆるゆるぐだぐだな感じと
「はっぴいえんど」の 風街ロマンが なぜか かぶる。
瑛太と松田龍平の あの ぐだぐだ足を引きずるような歩き方、
多田便利軒に持ち込まれる しょーもない案件を片付けながら、
たばこを吸いながら ツケでゲットしたほか弁をトラックで食べながら
交わす2人の会話が いいんだよなぁ・・
「最高の離婚」と同時期に まったく違うキャラの まほろをやってた瑛太を絶賛している。
シャッター通りの町田のアーケード商店街を 巻き戻し画像のように 後戻りする
あのオープニングは なんていう曲なんだろう・・・・
元旦の朝イチ まだ誰も起きて来ない至福の時間、どうにも気になって 検索してみた。
フラワーカンパニーズ(フラカン)というグループの
「ビューティフルドリーマー」って曲らしい。
はっぴいじゃない ラッキーじゃない
夢の匂いなら 少し覚えてる 作詞作曲 鈴木圭介
あはは そういえば はっぴいじゃないって 歌ってたっけ。
エンディングの 坂本慎太郎 の「 まともがわからない」も すごくイケてる曲で 好き。
この曲も はっぴいえんどにすごくかぶる。
この小さい町にも 奇跡は ありえる
かなえたい夢など はたしてあったっけ? 俺に
まともがわからない ああう〜
まともがわからない ほくには今 作詞作曲 坂本慎太郎
フラカンと 坂本慎太郎が はっぴいえんどの影響を受けたかどうかは わからないが・・
今は 曲の景色に 若者の気分が 追いついちゃったのか
摩天楼と 路地裏の格差が さらに 拡がっちまったのか
はっぴいえんどを聴くと 曲の新しさにぞわっとした 高校生の頃を思い出す。
私は、(吉田拓郎とかかぐや姫とかではなく) 赤い鳥→ はっぴいえんど でした。
赤い鳥は、「翼をください」が大ヒットした、美しいコーラス・グループで、
「遠い世界に」の五つの赤い風船から、自然に流れたんだと思うけど、
はっぴいえんどの「風街ろまん」は ちょっと衝撃的だった。
たぶん高1の時 クラスの男子に勧められて聞き始めた気がするけれど、
なんか、ちょっとそれまでの前向きな感じを、はずされた。
というか、 せっかく赤い鳥で、日本のポップスもここまで来たか〜!って感じだったのに、
そのベクトルを、ぐいっとねじられたような
(うまく言えない。 当時はそんな風に思ってない。)
屈折した、裏道行く感じがよかった。
今聴くと、ちょっとネムイ感じもあるが(笑)
当時は、感覚として、音楽的にも すっごく新しい気がしたんだよね。
アルバム「風街ろまん」は「はいからはくち」とか「風来坊」とか
意味不明のへんな歌詞に とまどった。
まだサザンの桑田が英語も日本語もぐちゃぐちゃにしてかき回す前だからね、
前回書いた流れから言っても、私が馴染んでいた歌はもっとメッセージ性が強かったし。
メッセージはあるんだけど、なんかちがう方向から じんわり来るような、
こんな惑乱は初めてだった。
けっこう 衝撃大きかった。 特に「風をあつめて」が好きだった。
最近 いろんな人にカバーされて、CMでも流れてるよね。
え? なんだっけ? この歌 ってぞわっとした。
私は、いつも、街の景色 とか 風景とか の中にいる自分を、
遠くからぼんやり感じていたくて、風景とか空間とかにすごく興味がある。
それから、今でもだけど、風に吹かれるのが何より好きで、空気が動いてないと、
(それから水がないと)ほんとに窒息しそうになる。
だからなのかな。歌詞が すごく好きで、言葉が、ぐいぐい食い込んできた。
今 解説読むと
「松本隆の都市論を 細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂が
それぞれ独自のポップによって音楽化したもので」とか書いてあって、ええ!そうだったの!だから、惹かれてたのか・・・って 今更 妙にナットクしたりして。
高校時代はすぐキャロル・キングで、すっかり抜け落ちていたのだけれど、
私的にはけっこう 大きな 出会いだったのかも って、書いてて わかった。(笑)
はっぴいえんど・・ (2007年 音楽の話をしよう♪ 風をあつめて)
音楽の話をしよう♪シリーズは
私の高校の同級生で ジャズシンガー鈴木道子の お茶の水ナルのライブに
若者たちをたくさん呼んだ時の 昂奮さめやらぬまま
なつきに宛てて 自分の中学から好きだった音楽のことを書き始めたもの。
私もブログを始めたばかりで 今よりテンション10倍高くて(笑)
読む人の迷惑かえりみず ガシガシ書いてマシタ〜。
私は音痴だから(音楽のことを音楽的に語れないっていう意味)
いいとか しびれるとかしか 言えないのだけど、
でも なぜか音楽について書いてる時が 文章にも勢いがあって(笑)一番好き。
最近 自分に勢いがないな〜って わかる。 トホ
去年から 家人を慮って コンポで音楽もかけなくなったし・・・
もやしの落ちる音も聞こえる 老人3すくみの引き籠もり断罪生活で
心身が ぼやきの 負のデッドエンドに 入ってる。
だめだだめだ 踊るハウスキーパー 風をあつめて 離陸しなきゃ・・・
こちらは お正月恒例
晩ぺい柚をかぶった 我が家の まともがわからない人たち。(笑)
みなさま ことしもどうなりますやら?? はっぴいすたあと いきまっしょい♪
去年の今頃は寝たきりコタツ犬だったプリンちゃんも・・・どーゆう家だ ああうう〜〜
附記
ここ数年 年末はドラさんのジャズコーナーというHPの みんなのベスト3に
私的ベストCDを 投票している。
ドラさんは 鈴木道子のジャズライブで 佐藤有介くんに紹介されたジャズマニアな方で
私と 日本一の鈴木道子ファンを競ってきた。
去年は 鈴木道子なかのぶジャズフェス初出演や、結婚お祝いミュージックパーティで
日本のジャズシーンを牽引してきた蒼蒼たるメンバーと鈴木道子のコラボレーションを
生で聴いたおかげで ほんと1年持ったといっていい。
ドラさんのみんなのベスト3のおかげで 今年買ったチーム道子のCDを聴き直し、
この1年を振りかえる時間ができて はっぴいえんどだった。
そして去年は 何度も 『ひこうき雲』が流れたから
(映画『風立ちぬ』とうとう見そびれたが。涙)
ひこうき雲が空を区切るのを見るたびに、
鈴木道子とデモテープを持って 六本木のシロ・プランニングを訪ねた日を思い出した。
シロさんは その後 アルファレコードを村井邦彦さんと立ち上げ、
荒井由実やYMOを売り出して行く。
空にあこがれて〜〜 うたの揚力と どうなるか読めない人生 バンザイ!
最初から 「幸せな結末」 という感じがしなかった。
最近 再放送を録画して 楽しみにぼつぼつ見ている
深夜ドラマ「まほろ駅前番外地」の あの ゆるゆるぐだぐだな感じと
「はっぴいえんど」の 風街ロマンが なぜか かぶる。
瑛太と松田龍平の あの ぐだぐだ足を引きずるような歩き方、
多田便利軒に持ち込まれる しょーもない案件を片付けながら、
たばこを吸いながら ツケでゲットしたほか弁をトラックで食べながら
交わす2人の会話が いいんだよなぁ・・
「最高の離婚」と同時期に まったく違うキャラの まほろをやってた瑛太を絶賛している。
シャッター通りの町田のアーケード商店街を 巻き戻し画像のように 後戻りする
あのオープニングは なんていう曲なんだろう・・・・
元旦の朝イチ まだ誰も起きて来ない至福の時間、どうにも気になって 検索してみた。
フラワーカンパニーズ(フラカン)というグループの
「ビューティフルドリーマー」って曲らしい。
はっぴいじゃない ラッキーじゃない
夢の匂いなら 少し覚えてる 作詞作曲 鈴木圭介
あはは そういえば はっぴいじゃないって 歌ってたっけ。
エンディングの 坂本慎太郎 の「 まともがわからない」も すごくイケてる曲で 好き。
この曲も はっぴいえんどにすごくかぶる。
この小さい町にも 奇跡は ありえる
かなえたい夢など はたしてあったっけ? 俺に
まともがわからない ああう〜
まともがわからない ほくには今 作詞作曲 坂本慎太郎
フラカンと 坂本慎太郎が はっぴいえんどの影響を受けたかどうかは わからないが・・
今は 曲の景色に 若者の気分が 追いついちゃったのか
摩天楼と 路地裏の格差が さらに 拡がっちまったのか
はっぴいえんどを聴くと 曲の新しさにぞわっとした 高校生の頃を思い出す。
私は、(吉田拓郎とかかぐや姫とかではなく) 赤い鳥→ はっぴいえんど でした。
赤い鳥は、「翼をください」が大ヒットした、美しいコーラス・グループで、
「遠い世界に」の五つの赤い風船から、自然に流れたんだと思うけど、
はっぴいえんどの「風街ろまん」は ちょっと衝撃的だった。
たぶん高1の時 クラスの男子に勧められて聞き始めた気がするけれど、
なんか、ちょっとそれまでの前向きな感じを、はずされた。
というか、 せっかく赤い鳥で、日本のポップスもここまで来たか〜!って感じだったのに、
そのベクトルを、ぐいっとねじられたような
(うまく言えない。 当時はそんな風に思ってない。)
屈折した、裏道行く感じがよかった。
今聴くと、ちょっとネムイ感じもあるが(笑)
当時は、感覚として、音楽的にも すっごく新しい気がしたんだよね。
アルバム「風街ろまん」は「はいからはくち」とか「風来坊」とか
意味不明のへんな歌詞に とまどった。
まだサザンの桑田が英語も日本語もぐちゃぐちゃにしてかき回す前だからね、
前回書いた流れから言っても、私が馴染んでいた歌はもっとメッセージ性が強かったし。
メッセージはあるんだけど、なんかちがう方向から じんわり来るような、
こんな惑乱は初めてだった。
けっこう 衝撃大きかった。 特に「風をあつめて」が好きだった。
最近 いろんな人にカバーされて、CMでも流れてるよね。
え? なんだっけ? この歌 ってぞわっとした。
私は、いつも、街の景色 とか 風景とか の中にいる自分を、
遠くからぼんやり感じていたくて、風景とか空間とかにすごく興味がある。
それから、今でもだけど、風に吹かれるのが何より好きで、空気が動いてないと、
(それから水がないと)ほんとに窒息しそうになる。
だからなのかな。歌詞が すごく好きで、言葉が、ぐいぐい食い込んできた。
今 解説読むと
「松本隆の都市論を 細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂が
それぞれ独自のポップによって音楽化したもので」とか書いてあって、ええ!そうだったの!だから、惹かれてたのか・・・って 今更 妙にナットクしたりして。
高校時代はすぐキャロル・キングで、すっかり抜け落ちていたのだけれど、
私的にはけっこう 大きな 出会いだったのかも って、書いてて わかった。(笑)
はっぴいえんど・・ (2007年 音楽の話をしよう♪ 風をあつめて)
音楽の話をしよう♪シリーズは
私の高校の同級生で ジャズシンガー鈴木道子の お茶の水ナルのライブに
若者たちをたくさん呼んだ時の 昂奮さめやらぬまま
なつきに宛てて 自分の中学から好きだった音楽のことを書き始めたもの。
私もブログを始めたばかりで 今よりテンション10倍高くて(笑)
読む人の迷惑かえりみず ガシガシ書いてマシタ〜。
私は音痴だから(音楽のことを音楽的に語れないっていう意味)
いいとか しびれるとかしか 言えないのだけど、
でも なぜか音楽について書いてる時が 文章にも勢いがあって(笑)一番好き。
最近 自分に勢いがないな〜って わかる。 トホ
去年から 家人を慮って コンポで音楽もかけなくなったし・・・
もやしの落ちる音も聞こえる 老人3すくみの引き籠もり断罪生活で
心身が ぼやきの 負のデッドエンドに 入ってる。
だめだだめだ 踊るハウスキーパー 風をあつめて 離陸しなきゃ・・・
こちらは お正月恒例
晩ぺい柚をかぶった 我が家の まともがわからない人たち。(笑)
みなさま ことしもどうなりますやら?? はっぴいすたあと いきまっしょい♪
去年の今頃は寝たきりコタツ犬だったプリンちゃんも・・・どーゆう家だ ああうう〜〜
附記
ここ数年 年末はドラさんのジャズコーナーというHPの みんなのベスト3に
私的ベストCDを 投票している。
ドラさんは 鈴木道子のジャズライブで 佐藤有介くんに紹介されたジャズマニアな方で
私と 日本一の鈴木道子ファンを競ってきた。
去年は 鈴木道子なかのぶジャズフェス初出演や、結婚お祝いミュージックパーティで
日本のジャズシーンを牽引してきた蒼蒼たるメンバーと鈴木道子のコラボレーションを
生で聴いたおかげで ほんと1年持ったといっていい。
ドラさんのみんなのベスト3のおかげで 今年買ったチーム道子のCDを聴き直し、
この1年を振りかえる時間ができて はっぴいえんどだった。
そして去年は 何度も 『ひこうき雲』が流れたから
(映画『風立ちぬ』とうとう見そびれたが。涙)
ひこうき雲が空を区切るのを見るたびに、
鈴木道子とデモテープを持って 六本木のシロ・プランニングを訪ねた日を思い出した。
シロさんは その後 アルファレコードを村井邦彦さんと立ち上げ、
荒井由実やYMOを売り出して行く。
空にあこがれて〜〜 うたの揚力と どうなるか読めない人生 バンザイ!