わたり土湯ぽかぽかプロジェクト 福島の親子を温泉スキーへ

青森のジンさんから 今朝 転送されてきたお知らせを 紹介します。
ジンさんは よくナカザワさんと私と 越後の山に行ったワンゲルの大先輩です。 

わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」始動!
 〜あなたの力で、渡利の子どもたちの一時避難を実現させよう!〜
 http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f90d.html

★オンライン寄付はこちらから
 https://mp.canpan.info/foejapan/products/detail.php?product_id=3573

「せめて除染がおわるまで、子ども・妊婦を避難させて!」

そんな切実な声にこたえるため、市民団体が温泉旅館とタッグを組んで
「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」(※)をはじめました。

これは、線量が高い、渡利・大波・南向台・小倉寺の住民の方々を、
線量が低い、 土湯温泉・土湯峠温泉郷(野地・鷲倉温泉)に滞在してもらうというもの。

今週末からこのプロジェクトがいよいよ始まります。
16家族(予定)が、土湯峠温泉郷(相模屋旅館、鷲倉温泉)に滞在します。

雪遊び、「ぽかぽか村」の開村式も予定されています。
 
◆日程:2012年1月28日(土)
 ◆場所:相模屋旅館周辺(〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町野地2)
 ◆スケジュール: 
11:00〜13:00:雪遊び 13:00〜14:00:昼食 
15:30〜16:30:開村式 各自宿泊先温泉へ

◆主催:わたり土湯ぽかぽかプロジェクト

※わたり土湯ぽかぽかプロジェクトは、下記の4団体によって運営されています。 
  渡利の子どもたちを守る会 
 子どもちを放射能から守る福島ネットワーク 
 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
 国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
 
詳細は、下記をご参照ください。「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト始動!」
 http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f90d.html
「なぜ
nifty.com/blog/2012/01/post-e933.html

◆問い合わせ:
・福島老朽原発を考える会(フクロウの会)/阪上武 Tel: 090-8116-7155
・国際環境NGOFoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
/満田夏花(みつた・かんな) Tel: 03-6907-7217(平日のみ)
 Fax: 03-6907-7219 携帯:090-6142-1807 



みなさまからご協力いただいた「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」ですが、
 今 日・明日と第一陣の宿泊がはじまり、明日、開村式にこぎつけました。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-22c0.html

いまのところ、宿泊の申込はのべ約300泊です(目標のべ1600泊)。
寄付は、おかげさまで総額約600万円あつまっています(目標1,000万円)。
寄付は、渡利のご家族の宿泊費補助、交通費、運営費などに充てさせていただい
ています。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-b5a7.html

さて、みなさまにお願いがあります。

1.北海道・西日本産の食材求む!
子どもたちを被ばくから守るこのプロジェクト。やはり気になるのは食材です。
第一陣には、ぽかぽかプロジェクトで集めた寄付金から、和歌山県産のアイガモ
・無農薬米および西日本産の野菜を、各旅館にとどけました。
「食材だったら送るよ!」という方いらっしゃいませんか?
・北海道または西日本産
・有機野菜 がのぞましいです。また、旅館が困らないように、米・大根・ネギ、ニンジン・
じゃがいも・キャベツ・白菜などの、よく使う野菜を、ある程度量以上(たとえ
ば、米でしたら10kg以上、大根3本以上など)を希望します。
もし食材を提供してくださる方は、満田まで、メールにてご連絡ください。
kanna.mitsuta@nifty.com

2.子ども用のスキーウェア
子どもたちと雪遊びをしよう!という企画もあります。
子ども用のスキーウェア、余っていたら分けてください!
提供可能な方は、満田までご連絡ください(同上)。

国際環境NGO FoE Japan/tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219


土湯は 母が気に入って 子どもの時よく行っていました。 
昨夜のニュースで、JFEと共同した 地熱発電のことをやっていたので 
朝 この土湯メールにびっくりしました。 土湯がホットです!

1口3000円のオンライン寄付 食材 スキーウェアなど ご協力できる方、お願いします
| おばんのゴリ押し イベント | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

HOT↑HOT↑ 

毎年 誕生日が来るたびに 新しいことに挑戦することにしている。 もうつは 達成した。
1月は寒さの割に 毎年 気分だけHOT↑で 過激なので 周囲の方 ご用心。(笑)

まずは 携帯変えた。 これは嬉しくないが 気分は変わる。

auの電波が 地デジ化に伴って 7月までに 新機種に変えないと 使えなくなる そうで。
去年から 早く変えろと auが うるさかった。
なんで テレビといい 使えるものを破棄して 新しいものを買わされるのかっ!
理不尽な 外圧に 納得できない! 憤慨してる! 
でも 暴動も起こさず 誕生日に変えるからっ!て auに 啖呵切ってた。

これまで 使っていた携帯は  2007年 ブログかんからかんのかあんを始めるにあたって 購入した 
記念すべきアイテムで 渡辺謙じゃないが 畑でも どこでも行動を共にし、 
ほんとに よく働いてくれたので 名残り惜しい。  死亡。。。。。 お世話になりました! 

 
新しい携帯は タダで変えられたけど なぜか
前に送信だったところを押すと 削除になってしまう(爆)
慣れないわ〜〜 コリコリ(肩がこる音)

でも 画像が 格段に きれいらしい。 なんとかガソとか。 
どうかしら?


写真は 北キツネならぬ 昨日のプリンちゃんです。
いや〜 雪ばんご 来ましたねぇ。

薄く積もった雪が凍って かた雪かんこ
キックキックトントン 氷を 割っておるのだが まだこんなで 
車出せるかしらん・・・・・



2つめの新しいチャレンジは 
お誕生日祝いに 買ってもらったホームベーカリーで 毎日パンを焼いてる!

ねだってないのに〜〜 
なぜか私の潜在願望を 先にかなえてくれる 暖かい家族。 
感謝感謝♪

昔は ご近所の パン職人&ヨメ友の マキコちゃんに教わって 
ニーダーのパンこね機で こねて パンを焼いていたのだが、
我が家は古い上乗せテンピを 外の物置から持ってきて ガス台に乗せるしかなく
めんどい上に 成功率が 60パー以下という トホホな実績で 
いつかすっかり焼かなくなってしまった。

しっかし きょうびの ホームベーカリー(パナソニック)は うわさにたがわず すぐれものだよ!

材料を計って入れるだけで 早焼きだと2時間半で 
パンやの匂い〜〜♪
成功率90パーセント
(水入れ忘れて ふた開けたら イーストが全部こぼれてたのは 私のせいだから)
 
 ほっと しあわせ〜〜♪
(脱原発願ってるのに 電化製品増やしてどうよって
ちと 後ろめたいが ささやかな幸せなので 許してね) 

しかも 何よりうれしいのは ごパンが焼けるの!(ごはん入りパンです)
余った冷やご飯の 累積に いつも頭を悩ましてる私には ほんとに神の手だ〜〜。

「日本人なら 米を食べろ!」という おババさまも ごパンのもちもち感が すっかり気に入って、
毎日 喜んで食べてマス。 (笑)

3つめの新しいことは ねもとパーティに 東京から通ってくれてる のんさん親子を 
反省会と称して みんなで訪問したこと。
知らないとこ行くの だ〜い好き。 愛の家庭訪問♪ (かなり迷惑?)

のんさんは 父が 岡山に通っていた時の教え子で
父の死後 家族で 父の故郷 仙台を訪ねてくれてた。
その ともかく行っちまえ!体質に 妙に親近感を感じて(笑)
会ったことないのに ねもとパーティに誘った話は前に書きました。
あれから まだ2年。

その間に 想定外の 悲しい別れが いくつもあったけど
ゆうれいマジック? 新しい出逢いに 力をもらって きました。
しっかも 濃いよ〜 このファミリーも♪(笑)


きみは だれ?(笑)



年始恒例 ばんぺいゆテスト 
あなたも これで ファミリーに!


そして今年は なんとか 東北で 
宮沢賢治童話と遊ぼうって ワークショップに チャレンジしたいな〜って ひそかに妄想。

ねもとパーティの予定表に 2月に仙台ワークショップって 勝手に書いておいた。
(あっき〜も私も 追い込まれないとやらない性格だからね。 先に宣言して 後から あたふたする)

ものがたり文化の会で呼びかけた 宮沢賢治童話全集を被災地にの募金
おかげさまで かなり集まりました!

ので あちこち電話して 賢治童話全集 塩竃と東松島市の図書館に 
受け入れて いただくことになりました。 また届けて来ますね〜〜。 
ワークショップの企画書も 出しました。 行くぜ! 

長崎は どーなる?
鹿児島からも 佐賀からも 高齢な証人たちが 「楽しみにしてますよ〜」って 
〆切りはないけど タイムリミットはある。 私の力不足 間に合うのか・・・

ああ こうして 今年も 血の繋がらない 心の親戚が どんどん増えていく。(笑)

ともかく 気分だけは 東に西に HOTに 前のめりで 行くぜっ↑
| おばんのバンザイ | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

踊れこどもたち! 宮沢賢治童話人体交響劇発表会

1月8日(日)代々木オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟小ホールにて
ものがたり文化の会恒例 人体交響劇発表会が行われました。

今年は その後 新学期がスタート。 先週はねもとパーティもお休みだったので、
昨日やっと反省会?しました。
(反省しないで ワイワイお料理食べる楽しい会なんだけどね。
東京からいつもねもパに通ってくれるのんさん一家を 今回初めて 逆訪問しました。
楽しかったね〜〜反省もしたよ)

というわけで 時間がたってしまいましたが、明日は全国評議員会もあるので 一応報告します。

『どんぐりと山猫』小泉パーティ(多摩市)



カメラ手元になくて 途中からの写真で ごめんなさい。 
去年に続いて CDと違う音楽で 新しい感じ。 
バカでめちゃくちゃでてんでなっていなくての 表現が おもしろかった。  

『畑のへり』 久保寺パーティ(横須賀)
 
夏のパーティキャンプで 田んぼで泥んこになって遊んだ久保寺パーティ その楽しさが蛙
たちに出ていたよ。

『水仙月の四日』 ねもとパーティ(我孫子)
アンドロメダ あぜみの花がもう咲くぞ おまえのラムプの
アルコホルしゅうしゅとふかせ

雪婆んご登場 雪嵐の間 パートを変えなかったので息切れ。

 当日飛び入りとは思えない人が。(笑)

『よく利く薬とえらい薬』足立ものがたり文化の会(西新井)


足立ものがたり文化の会は ひさしぶりの年始発表でしたが
芸術祭で絵本、CD制作したお話を、9月の30年目のつどいで
朗読発表、今回人体交響劇にと 時間をかけてお話がしみこんでいるのがよくわかりました。
つぐくん、はるくん、としやくんは ねもとパーティと 足立のダブルヘッダー。
ねもとパーティの時は 2年連続泣いちゃったはるくんが しっかり言語も言ってて 感激でした。

『洞熊学校を卒業した三人』足利ものがたり文化の会(足利)




あれあれ  前田 伴 親子パーティ 蜘蛛の子みたいに人数増えてくよ。
毎年 迫力ある 発表を見せてくれます。

去年2月に始まった 合唱サークル かたつむり楽団
あかねちゃんの指揮で ちびっこ親子で 白いうた青いうたを 歌います♪ 今日は人数多いね〜。


最後は みんなで しらかばを歌いました♪ 


実行委員手作りの 賞品もらったよ。 ねもとパーティは、しゅうしゅとふかせ賞♪

| がやがやがやがや | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

カーネーション おもろい♪

毎日3度 NHKの連続ドラマ カーネーションを見て 泣いている。 
ゲゲゲ以来だ。 (ヒマなおばさんでスミマセヌ)

もともと私は 小林薫ファンなんで〜〜〜 しかも1度だけ会ったことある子と結婚したものだから
もうしっかり 親戚の気分。(おばちゃんは よこよこよこ たてたてたて 世界中が親戚なんよ)

それにしても 小林薫扮する 小原呉服店の主人 小原善作の なんとハマり役だったことか!

トレンディ?月9ドラマ『幸せになろうよ』も 小林薫が出るから イッショケンメ〜見ていたが、
やっぱ向田邦子じゃないと 小林薫の良さが出ないなぁ〜 って 不満に思ってたら 
今回の 岸和田の おっちゃんは 怒鳴るは 殴るは 飲んだくれるは 土下座するは(ヤクザじゃないよ)
 めちゃめちゃハマり役でした。 (小林薫って 京都の人なんやて。 知らんかった〜〜)

残念ながら 小林薫のお父ちゃんは 死んじまったし、
正司照枝扮するおばあちゃんも 鶴瓶の息子扮するダンナも死んじまって 普通 テンション下がるが、 
戦中戦後 女たちが 何と戦っていたのか 小津映画みたいに ゆっくり丁寧に描いているので 
ほんとに 胸を打つ。
しかも 最近は 長崎で原爆に遭った 長崎弁のイケメンくんも出て来て 気になる〜〜。
 
先週から今週にかけては 主人公糸子の 幼なじみで ケンカ友だちの ナツが
老舗料亭の若おかみだったのに 借金のカタにが吉田屋を3万円で取られて 
夜逃げして 闇市で パンパンになってたのを 引き戻す話だった。

私の祖父が長崎でやってた 響写真館は 5万円で売却したお金を もらえなかったらしい。
佐賀県多良で訪ねた 津崎さんに
「あの当時の5万円やったら すごいお金ですよ」と言われてもピンと来なかったが、
吉田屋3万円なら 響写真館5万円はかなりすごいと 実感できた。(笑)

カーネーションは シナリオがほんとによくて 人格が急変しないところが いい。
家のセットも ハンパないし そして なにより ミシンが かっこいい! 

ミシンにしろ カメラにしろ パーマにしろ 洋服にしろ 靴にしろ
もっと規模大きくしたら 飛行機にしろ 船にしろ
新しい技術に飛びついて それを使いこなして展開していく人の 進取の気分というものが
時代を 牽引するんやなぁ と つくづく思う。

糸子が何か思いつくと 車輪が回り出すような音楽が鳴るのだが 
思いつきだけで 動いてる私には よっしゃ〜〜って 気分が上がる。(笑)

また別の番組だが 日テレの ケンミンショーで 「東京どないやねんっ!」って 
東京在住の大阪人が 東京の不満を 並べてて 爆笑した。

「電車の中が 静かすぎる」「タクシーの運転手があまりしゃべらない」「豚マンにカラシがついてない」
「食パンが薄すぎる」(笑)

でも 最近 自分は大阪人ちゃうか?って 思うことがある。

電車の中で 静かじゃないしぃ この前も発表会見に来てくれた 初めて会った人に
ダンナさんとの なれそめ聞いちゃうしぃ・・・・ (だって飼ってる犬の名前が ジャズっていうの。
え? 誰がつけたの? ジャズ好きなの?って 色々聞いちゃうでしょ?)

それに 大阪人は 家族の失敗を ネタにして みんなに笑ってもらうんだって。
それって 我が家じゃ〜ん! (笑)

井手家の八人兄妹も 流れ流れて 4人は東京周辺 4人は大阪周辺におる。

大阪って 九州の人とか もっと南の 奄美 沖縄の人とか 韓国 済州島の人とか
北前船で 北海道や 日本海側から たくさん流れて来てるよねぇ。
さすが 水の都 天下の台所 大阪や〜。 ごっつう まざってまんねん。 だから ごっつう おもろい。
やっぱ港町 船の文化の町は ちがうよね〜〜。  

なんか 町が持ってる 人と人がぶつかりあって生み出すパワーを
削いで削いで 右見て左見て上見て 様子見て 一億総大奥か〜〜! みたいな お行儀よさ
キライやねん。 これって 大阪人ちゃうか?


ところで その話とは関係ないが
以前 朝ドラでやった 『芋たこなんきん』 田辺聖子の大阪の実家も 写真館で、
しかも田辺聖子は 昭和3年生まれで 私の母とおない年。
そこで 田辺聖子の写真館の本を買ったら その表紙の写真にびっくり!



ぎゃぎゃぎゃ この車・・・・見たことあるで。
スタジオアリスで撮る 七五三の写真みたいな 子どもの写真用の アイテムなんだろうが・・・

響写真館のクリスマスの写真と・・・・・同じだ!



井手傳次郎は アルバムの印刷は 全部 大阪の細谷真美館に 頼んでいたし 
しょっちゅう 大阪と行き来してたらしい。 
クリスマスのお土産に 大阪から 買って帰ったのだろうか。
写真館の中で 流行ったのかもしれない。

カーネーション見てると 井手家が 戦後 長崎に戻ることができて 響写真館を 再興できてたらなぁ
って思う。 
新しい時代の女性たちの おしゃれな気分を牽引して 
パーマネントで スカートの女性たちを カラーフィルムまで 撮り続けることができたのに・・・
| おばんのゴリ押し 映画 | 22:30 | comments(3) | trackbacks(3) |

石巻 気仙沼、仙台荒浜のママたちに自転車を贈ろう♪ チャリティTシャツ親子バッグ

毎年恒例 発表会 無事に? なんとか! 終わりました。
みんな がんばったね!  お疲れさま〜

私と さよさんと ゆかりさんの 強引 により(まさに字のごとし だね 笑)
仙台(静岡)からも 名古屋からも 柏からも 天王台からも 
ねもパー応援団 見に来てくださり 感謝感激♪  ありがとうございました!

去年3月の 避難所→ 避難生活から 考えたら ほんとに こうして 再会できる幸福!
子どもたちが ちょっとの間に それぞれ しっかり大きくなったのを 喜びあえる幸福! 
なつかしい顔に会える 幸福!かみしめました。

ちゃっかり しっかり 当日舞台に上がっちゃう度胸さえあれば どっこい生きていけますよ!(笑)

                  (↑ 飛んでる人 わかりますか?)
                                           (どこ行ってたの〜〜?↓)

ああ 足立とダブルヘッダーで 一番動いた としやくん のんさん一家が いなかった〜〜

発表会の写真は さておき 今日は 震災から10ヶ月なので 
仙台在住 あっき〜から チャリティTシャツとバッグの紹介です。
まだまだ 復興にはほど遠い 東北です。  ぜひ ご支援お願いします。

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仙台より チャリティTシャツ・親子バッグを販売します!

仙台市在住の幼稚園児をもつママグループが『私たちにできることはないか』と支援物資を集め、
横浜市青葉区から 宮城県石巻市に支援に入っていたNPO法人ラブネイバーズ支部へ届けた時、
「幼稚園の送迎に自転車が欲しい」
「とにかく車の代わりになる足が欲しい」
という声を聞き、
チャリティTシャツと バッグを作って 石巻に自転車を送る活動を始めました。
仙台市在住のイラストレーター栗城みちのさんのかわいいイラストを
津波被害に遭った若林区の印刷工場が プリントしてくれました。

仙台だけでなく、各地方からもご注文をいただき、 
10月末までに 300人以上の方が 850枚ほどのチャリティアイテムを 購入、
その収益から26台の自転車を購入し、
石巻、気仙沼、仙台市若林区荒浜へ 届けました!

これからも 現地の声をじかに聞き、母親目線で身近な支援をしていきたいと思っています。

申し込み 問い合わせは → ラブネイバーズ仙台サポーター(丸田)       sendaicharitybag@yahoo.co.jp     

                                                    チラシより。




Tシャツの色は こちらのカタログから お選びください。 すごくたくさんあるよ。
http://www.tomsj.com/ebook2/index.html#18


★ものがたり文化の会 被災地に 賢治童話全集を贈ろう も 継続しています。 こちらもお願いします。
http://www3.big.or.jp/~monobun/info/fukkoushien.html
| おばんのゴリ押し グッズ | 21:46 | comments(2) | trackbacks(3) |

次の十年へ 今こそ踊れ こどもたち 第32回 宮沢賢治童話人体交響劇発表会

あらあら あ っという間に 2012年も 1週間経ってしまいました。
みなさま 2012年も 気持ちだけは 前のめりに 飛ばしますので よろしかったら 伴走お願いします!

とはいえ 昨年は年始から飛ばして 3連ちゃんで 出かけたりして 10日にダウン↓ したので
今年は 発表会もすぐなので 自粛。  おうちで おとなしくしていたら 
若者たちが 4日間連日飲みに? 食べに? のべ8人(うち3人はウチの子ですが)来てくれて 
オバサン食堂 大忙しでした。 (汗汗) 

というわけで 新春恒例 宮沢賢治童話人体交響劇発表会は ぎょぎょぎょ! あさってです! 



                                     (チラシデザイン 足利前田パーティ 浦野紘平)                                                  


1月8日(日) 第32回人体交響劇発表会
時間:12:00開場 13:00開演  
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟・小ホール
アクセス http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html




※第6回芸術祭巡回展 同時開催。 
全国のパーティの子どもたちが手作りした 賢治童話の絵本、CD展示します。 
開演前、休憩時間にご覧ください。(開場から開演まで1時間とってあるので ご注意ください)  
出展作品はこちら

※俳句会はどなたでも参加できます。
当日会場に投句箱を用意します。ふるってご参加ください。








| がやがやがやがや | 10:34 | comments(0) | trackbacks(4) |

カリメラの夢を見ておいで!

いよいよ 今年も 押し詰まってきましたが
ねもとパーティは、新春1月8日(日)ものがたり文化の会恒例 人体交響劇発表会に向けて
宮沢賢治童話 『水仙月の四日』人体交響劇を 創作中です。

そら 新聞紙を尖ったかたちに巻いて ふうふうと吹くと 炭からまるで 青火が燃える。
ぼくは カリメラ鍋に 赤砂糖を一つまみ入れて それから ザラメを一つまみ入れる。
水をたして あとは くつくつくつと 煮るんだ。

お父さんと 炭のそりを 押して 町へ 行った帰り
赤ケットの男の子は 一人 山の家へ 帰る途中で 天気が急変し 春の雪嵐に 巻き込まれます。

雪童子(ゆきわらす)は、人の目には見えないのですが、雪婆んごの命令で 雪嵐を起こすのが仕事。
赤ケットの男の子に やどりぎのまりを 投げて 雪嵐の中も 雪をかぶせて 密かに助けます。

さうして 睡っておいで。 布団をたくさんかけてあげるから。 そうすれば凍えないんだよ。
あしたの朝まで カリメラの夢を見ておいで。

                                        宮沢賢治 『水仙月の四日』 より

カリメラって 何?  カルメ焼きとも言われる 昔なつかしい 砂糖菓子です。
NMP(ねもとパーティ)では カリメラ作りに 挑戦しました。

ザラメと 黒砂糖を入れて カリメラなべで くつくつ 煮ます。 だいぶ煮詰まって 泡が立ってきたところで 火から おろし 棒の先に ちょっと 重曹を つけて 
 


すばやく ぐるぐるぐると かき回します。 棒を まん中から まっすぐ引き上げると 
それにつられて ぶわ〜っとふくらむ!!  ・・・・・・ はずです。

が・・・・・・???   そう簡単には ふくらみません。


これで かなり 成功した方なんですが・・・・・お皿に 移すと こんな 砂糖の かたまりに。
でも 味は おいしいよ!


よ〜し こんどこそ ぼくが 成功させてやる〜〜!  みんなで 次々に 挑戦しますが なかなか。



う〜ん なかなか ふくらまないなぁ・・・・・ うまくいかないと なぜか かえって燃えます。(笑)
ムキになるのは 子どもだけでは ありません。     我が家でも カリメラ姉さんが ムキになって・・・・・・

大成功!

 ほ〜ほっほっほ〜  あんたたち 修行が たりないわよ
 こっちは 年季が 入ってるんだから〜〜〜

 この写メを 送ったら
 とっしぃたちの 悔しがったこと!

 とっしぃは 宿題もやらないで 夜中まで  カリメラ作りをやってたそうです。(笑)


人体交響劇の 発表も カリメラと同じ。 デスネ。
子どもたちの気分が ぶわ〜っと ふくらみそうで べちゃっと へしゃげたり
ちょっとした タイミングや かき混ぜ具合で 隠されていたパワーが ぐんぐん立ってきたり。

なかなか うまくいかないところが 何度も挑戦する 理由かも。(笑)

さて 年内の練習は 今日で終わり。 来年まで カリメラの夢を 見ておいで!

カシオピア もう水仙が 咲き出すぞ
おまえの ガラスの水車 きっきとまわせ

雪童子が 見えない星に向かって 叫びます。 来年も 気持ちを きっきと まわそう!


ものがたり文化の会 賢治童話人体交響劇発表会
                                                (チラシデザイン 浦野紘平)

1月8日(日) 代々木 国立オリンピックセンター カルチャー棟 小ホール 
         12:00開場 13:00開演

         第6回 芸術祭同時開催
         全国のパーティの子どもたちが手作りした絵本CDも 陳列します。 
         お早めに ご来場ください。




附記 
ものがたり文化の会 発行の 宮沢賢治童話シリーズ 物語CD
『水仙月の四日』は 宮沢賢治童話の中でも 
ものがたり文化の会 発足と ともに 『どんぐりと山猫』と一緒に制作した 第1回シリーズで
谷川雁制作 岸田今日子さんの語り 間宮芳生さん音楽 高松次郎さんの絵本 cwニコルさんの英訳と 
豪華アーティストたちの 渾身のコラボレーション。  
会員以外でも 購入できます。  興味ある方は こちらから↓

http://www3.big.or.jp/~monobun/cd/ehon_cd_en.html#2















| がやがやがやがや | 22:40 | comments(6) | trackbacks(5) |

長崎活水高等女学校 同級生 タミ

11月末 母夏木の 長崎活水高等女学校と専門科(英文科)の同級生 
旧姓 木藤多美さん(鹿児島在住)に 初めて 電話した。

折あるたびに 私の代わりに 同級生から 情報収集してくれている 大阪の睦子おばが
「木藤さんは 学徒動員も夏木と一緒だったし、色々情報が得られるかもよ」と 教えてくれたのだ。

以前インタビューを公開した 同じ活水同級生で 幼稚園から一緒だったピアノ科のタエ子さんの家で
活水同級生が子連れでやっていたクリスマス会で 私も子どもの頃 お会いしたことがある。 
今夜は クリスマスイブなので 84才の同級生たちに 昔話を プレゼントしよう。

「夏木の娘の千絵ですけど・・・・」
「わぁ 千絵ちゃ〜ん、覚えてますよ〜。 マサキさん(タエ子さんの旧姓)の家のクリスマスで 
千絵ちゃんピアノ弾いてたよね〜。 
私は 戦後 東京や鹿児島の3ヶ所で 英語を教えていましてね、 
最後の教え子が 今話題の 東大の原子力工学科の一期生なの。
六大学美術コンクールっていうのが 当時ありましてね、 その教え子と芸術部の仲間たちで 
あなたのお父様の評論を 読んで議論を戦わせたことがあったけど、とてもむずかしい本だったそうよ〜。
千絵ちゃんは 奈良で結婚式したでしょう? 夏木が写真を 送ってくれたのよ〜。
睦子さんから 聞いたわよ〜。 夏木のことを 調べてるんだって?」

こちらが質問を投げる隙もなく 話はあちこちにどんどん進む。(笑)
それでも、ご自分で軌道を核心に修正されて、 話が早い。 

木藤さんは、活水卒業後、久留米師範学校付属中学で英語を1年教えた後、
もっと英語の勉強がしたいと 活水の家政科の先生だったブルナーさんを頼って 昭和22年頃 上京したらしい。
夏木も 大村師範学校で英語を教えた後、タエ子さんの話で 昭和22年の秋頃上京したとわかったので、
ほとんど同じ時期に 上京したことになる。 (これはまったくの偶然で お互いに相談もしないし、知らなかったそうだ) 

「あ ちょっと待って。今 人が来たから 5分後にかけ直します。電話番号教えて。」
「いえいえ 私からかけますから」
「いえ こちらからかけます。番号教えて。」
私がおずおず番号を言うと 「two? 最後はtwoね? 数字だけは、英語で確認した方がいいのよ〜。」
なるほど。 そうかもしれない。
さすが英語の先生らしく すばらしく発音のいい トゥーで 私の電話番号を確認して 電話は切れた。

きっちり5分後に 電話がかかってきた。
「すみません、お客さまだったら またおかけします。」
「いいのいいの、植木屋さんが打ち合わせに来たんだけど、またにしてって帰ってもらったから。」
「え? いいんですか?(笑)」
「いいのいいの。 それより うちは主人が85才で私が84才でしょう。 
お互いに耳が遠いから いつも大声で話してるから 喉がかれちゃって。(笑) 
今 のど飴なめてきたから大丈夫。 ハイ、で、お聞きになりたいことは?」

アハハ さすが篤姫を生んだ薩摩の女性は 圧倒的だ。  以下 多美さんのお話。

活水の中でも だいたい2人組で 仲良しだったのよ。 
マサキさんとイトキが仲良し。私と夏木が仲良し。
睦子さんは 途中で転校してきたからね、ちょっと 後からのお友だちなの。

私と夏木は英文科で 高等女学校から 専門部の英文科まで ずーっと一緒だったのよ。
2人とも 大の読書好き、音楽好き。 趣味が共通だったのね。
それに 我が家は父がロシア語の専門家で、活水の下のもと居留地に住んでたのね。 
周りはイギリス人、デンマーク人に囲まれていたでしょう? 
なんとなく ハイカラというか 外国かぶれのところが 響写真館の 夏木と 生活環境が似てたのよ。

それに 夏木と私は同じピアノの先生に習ってたのよ。
お諏訪さん(諏訪神社)の横の 高見先生ってすごく背の高い先生でね。
170センチくらいあったけど、ほんとに美人で素敵な先生だった。

我が家にも、夏木の家にも 当時としては珍しい電蓄や洋書、文学全集が揃ってたしね。
お互いの家にある本や、図書室にあるものを乱読して、お互いに感想を交換していたの。

夏木はフランス文学がお気に入りだったみたいで、バルザックの 『谷間の百合』とか
『ゴリオ爺さん』 ジイドの『狭き門』 アナトール・フランスなんかを 読んでいたわね。
私はロシアやドイツの本が好きで、ゲーテの 『若きウェルテルの悩み』とか トルストイの 『復活』
ドストエフスキーの 『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』などが好きだった。

あの時代はテレビもないし、街中にある映画館は、女学生は保護者同伴じゃなきゃ入れなかったので
読書が最大の楽しみだったのね。

音楽の趣味も共通しててね。やはりシューベルト、ショパン、べートーヴェンが人気。
夏木は音程のしっかりしたアルトで、シューベルトのリートが一番だったけど、
べートーヴェンの「アデライデ」という歌曲も好きだったわね。
家で歌ってたら、桃太郎兄さんか幸蔵兄さんだかが「アデノイド、ああ、アデノイド」って
からかって歌うのよ〜って 憤慨してたわ。(笑)

夏木はテニス部で 才色兼備っていうのは ああいう人のことを言うのね。
夏木はおませさんで、刺激的なことをたくさん教わったわ。
私も6人姉妹の末っ子で 姉たちから色々教わるから おませさんだったけど。
2人で 秘密のやりとりもしてたのよ。 女学校の2年の時だったかな。

人に知られたら困るから ペンネームにしましょうってことになって。(笑)
夏木は みどりっていう ペンネームにしたわね。

― 碧は 赤ちゃんの時に死んだ 自分の姉の名前ですね。

さっすが千絵ちゃん、よく調べてるわね〜。
そうそう 自分の姉が みどりっていう名前で 生まれてすぐに死んだから
次に生まれてくる子は 夏の木のように 丈夫にたくましく生きるようにって 願いをこめて 
生まれる前から 夏木って名前が決まってたって お話をしてくれたわ。

秘密のやりとりとは言っても、テストの点数とか、本の感想とか、 
それから 夏木が上級生に手紙をもらってそれを先生に届けるかどうか とかね。

活水だけじゃないと思うけど、女子校では自分の気に入った下級生に上級生が手紙を送って、
手紙が下駄箱に入ってたりするのよ。
それをS(sister)になるというんだけど、学校では禁止されてたの。
だから手紙をもらった人は必ず担任に届けなければいけなかったのね。

夏木は才色兼備で ファンも多かったから 困ったと思うわ。
あの時代は、今の学生には想像できないほど、学校からも親からも管理されてたのよ。
まあ、自分たちは、特別不自由とは思っていなかったけどね。

活水はね、校舎の裏門から登下校する組と、表門から南山手方面に登下校する組に 分かれてたのね。
夏木は裏門組で 私は表門組だったから、登下校の時に ワイワイ情報交換することができないのよ。
それで 秘密の手紙をやりとりしてたのね。

表門、裏門の話で思い出したけど、 校舎の前で 両方の登下校組が「おはよう!」と顔を合わせる場所があるのね。
ある日 夏木を見たら、お弁当の入った 小さな袋だけ ブラブラ下げてニコニコしながら 歩いて来るのよ。
「夏木、カバンは?」って 聞いたら キョトンとして 「エッ? アッ!! 忘れてきたみたい!!」
さすがの夏木もあわてて、 小使い室に走りこんで 電話を借りて 家から 女中さんが カバンを届けた
ってことがあったわねぇ。(笑)

夏木はおしゃれだったしね。 母親の梅子さんが、とってもモダンなインテリって感じだったでしょう?
梅子さんは 東京にいたとき、岡本かの子の弟子だった(和歌?)って 夏木が言ってたわ。

― へえ? それは初めて聞きました。 たしかに梅子さんは 死ぬまで和歌を書いてました。

戦中も戦後も、あらゆる物資が不足してたでしょう? 
衣料もほんとに 今からみればみすぼらしい格好だったんだけど、みんな自分なりに工夫してたわね。

ある日夏木が黒いズボンにとてもステキなダーク・ブラウンのビロードのジャケット着てきてね、
わぁそれどうしたの?って聞いたら、夏木がニコリと笑って 「実はこれ、お店のカーテンなの」って。
(サウンドオブミュージックみたい。笑)
野口さんて洋裁やってる方が、作り変えてくれたみたい。
遠足など 自由服でいい日は、 梅子さんが選ぶのか とてもセンスのいい上質の服を着てたわ。

― 多美さんと夏木は、ケンカ仲間だったとか?

いえいえ、夏木さんは ケンカってものをまったくしない人でしたねぇ。
夏木の激しい言葉はみたことない。 宮沢賢治じゃないけど いつも静かに笑っている。 
ケンカ売ってるのは、こっちでね、それでもまったく乗ってこないの。(笑) 
性格的に トラブルを好まないのね。
 
そもそも 夏木の走ってるところを 見たことないわ。
遅刻しようが何しようが、決して走らないの。悠々然と 全然悪びれず。(笑) 
みんな待ってて いい加減イライラしてるのに 
「みなさん  こんにちわ〜」って笑って言われると 怒れないのよぉ。

― 多美さんと夏木は 学徒動員も一緒だったとか?

三菱兵器の大橋工場に 通っていました。 
中は広ーくて 建物がたくさんあってね、(20棟くらい) みんなバラバラでしたね。
夏木は ゼンソクがあって からだが弱かったから 事務方に回されたんじゃないかしら。

大橋工場の工場長が 全員を集めて 発会式で訓示したのを 覚えています。
他の学校の人も 学徒動員兵が 大勢いたんですよ。 それを ズラ〜っと並べて

「今から みなさんは お国のために 働きますよ。 
 物資がなければ 精神力で補わなければならない。必ず精神力で補えます。」って 
工場長が話したのだけは よく覚えているわ。 洗脳が始まったのね。

でも 何しろ物資のない頃でしょう。 残業の時とか 夕食に 大豆の入った雑穀なんだけど お弁当が出たのね。
私はそれが楽しみで・・・(笑)  だから学徒動員は けっこう楽しかったわね。

大橋工場には 旧制七高(今の鹿児島大学文理学部)の人も 学徒動員で来ててね。
「デカンショ〜 デカンショ〜で 半年くらし〜」 って歌知ってる? (デカルト カント ショーペンハウエル) 
旧制中学って 帝国大学に入る前の 大事な教養の時期なのよね。
そのバンカラな男子が何人か来てて、 女生徒と あちこちロマンスもあったのよ〜。

大きな鉄板の机の上で 七高の男子学生2名と活水の女学生2名が向かい合って
小さな部品に 黙々と コンマ何ミリって 印をつけていくの。
七高生は 大きな図面を拡げていた。
私の工場は 飛行機の部品 って言ってたわね。 非常に小さな部品を作ってた。
でも 本当のことは 私たちには 知らされなかったと思うわ。
私は 途中から トンネル工場の方に回されたんだけどね。

夏木が言ってたんだけど 七高の男子学生の中に すごい右翼で ひげの濃い人がいてね、
昼休みになると 広場に円陣を組んで 皇居の方に向いて 頭を地べたに 押し当てて 東方遙拝をするんだって。
平野国臣の 「わが胸の 燃ゆる想いに くらぶれば けむりはうすし 桜島山」って 和歌を詠んだりしてね。
夏木さんも 日本女子大の女の人に誘われて その東方遙拝にむりやり参加させられたりして
「困るのよ〜」って 言ってたわ。

― 夏木は 父親傳次郎が こんなバカな戦争は負けると言って 佐賀に疎開したのに 一人長崎に残ったし
やはり軍国少女だったのだろうかって 思ったんですが。

まあ あの時代はね。 でも夏木は 何に対しても 過激じゃないというか
今考えると こうだ!って 色分けしない人だったわね。 

―  多美さんは 原爆の時は?

うちは 父が外務省で もと居留地の 南山手32番地に住んでいたんですけどね、
うちが 要塞司令部になるかもしれないっていうんで 家族は島原に疎開したんです。
(後で聞いたところでは、結局我が家は 三菱が買ったらしいわ。)

でも 私の姉の ちえ子が 活水の音楽の先生になってたんですね。
で結婚して 南山手16番地の 沢山さんって財閥のお宅が持っている貸し家に住んだので、
妹の私も そこに住まわせてもらって 学徒動員に通っていたの。

ところが たまたま 膝に水がたまって 関節炎になってしまってね
福井整形外科に行って 10日間の休養って 診断書を書いてもらって 島原に帰ってたの。

―  え? じゃあ 原爆に遭わずにすんだんですね! 夏木と同じだ。

そうなのよ。 たまたまね。 島原にいても 赤いような 不気味な色の雲が 見えたんですよ。
空中爆雷とか 新型爆弾とか いろんなウワサが飛んでね。

10日ぐらいしてから 隣が警察署長さんだったので、警察の車で 私たち家族3人を乗せてくれて 
長崎まで 行ったのです。 南山手にいる 姉が心配でした。

浦上の方から 長崎へ入ると もう 目も覆わんばかり。 見るも無惨な惨状でした。
大八車で 死体を運んでいる人がたくさんいました。

長崎駅付近で 車が朝鮮の方たちにとり囲まれて 「チョーセンチョーセンパカニスルナ パカニスルトコロスゾ」って 
車の窓を バンバン叩かれたのが とても怖かった。
警官が 窓を開けないでくださいって さあ〜っと車を動かして その場を逃れ 南山手に辿りつきました。

― 桃太郎の話でも、長崎には炭鉱で働く 朝鮮の人たちがたくさんいて、
毎日 落盤事故で 何十人死んだとか言ってました。 

そしたら なんと姉は 脱出して 私たちとは入れ違いに 島原に帰っていたのです。

― よかったですね〜

三菱にいた親戚は、急性白血病になって 1ヶ月後に死にました。
活水でも 先生や生徒が70人以上死亡しています。全身にガラスの破片がつきささった友だちもいます。

夏木が どこに住んでたかっていうのはね睦子さんにも 聞かれたけれど 私も知らないのよ。
西山の 野口さんっていう お店か何かやってた家に 寄宿してたんじゃないかって 睦子さんは言ってたけど。
あの当時は みんなが バタバタだったから 当時の話を聞くのは 大変だと思うわ。 

戦後 2人で一緒に 佐賀に旅行にも 行ったのよ〜。
井手家は 佐賀に疎開していたでしょう?
夏木さんが 「佐賀の人たちはね おもしろい言葉を使うのよ〜」って 膝を乗り出して
「ところで・・・」と言う時 「さらばのまい」って 言うのよ〜って (笑) もう みんなで 大笑い。
by the way ですね。 「さらばのまい」 って もう いっとき 私たちの間で 流行りましたね〜
「さらばのまい」  (笑) 

結婚してからは お互いに 子育てに忙しくて だんだん 疎遠になったけど
私の息子が 中学生の時 夏木さんは 遠山啓先生の 『ひと』 っていう雑誌の 
母親編集委員に なってたでしょう?

英語教育の特集があって 私も 英語教育と母親の立場から 現場の意見を発言してくれって
夏木に頼まれて 座談会に出たことがあるのよ。
夏木さんは 座談会の司会で 遠山啓さんとか板倉聖宣さんとか 有名な先生方がたくさんいる中で、
平凡な一母親である私が自由に発言できるように 雰囲気を作ってくれて 実に冷静な司会だった。
おかげで 私も堂々と先生方に反論したりして(笑) とても楽しかったわぁ。

それから 私は 鹿児島に移ったので なかなか会えなくなってしまったけどね。

夏木の話は くめども尽きないわねぇ。 思い出すと きりないわ。
夏木がいなかったら 私の青春時代は 生彩のない平凡なものだったわね。 これ おせじじゃなくて ほんとよ。
千絵さんの、お話ぶりや声の雰囲気も 夏木とそっくりねぇ。 なんか夏木と話をしてるような気になるわ。
とてもとてもなつかしいわぁ。





電話でお聞きしたことを 鹿児島に送って 赤ペンで修正していただき、
さらに便せん7枚!に 補足で書いていただいたものを 構成しました。
多美さんは、80才までは 毎年アメリカやヨーロッパを旅行されるほどお元気だったそうです。
81才で病気されてからは、弱ってしまってと書いておられましたが、
どうしてどうして 電話だと とてもお元気。 圧倒されっぱなしでした。
どうぞ お元気で。 また 愉快な話を 聞かせてください。    メリー・クリスマス!





| 長崎8人兄妹物語 | 10:12 | comments(0) | trackbacks(70) |

警察沙汰 その3

取調室 なう

ツイッターやってないが ちょうど組織NMPのサヨさんからメール来たので こう返信した。
組織NMPというのは 私が子どもたちとやっている サークルの 子どもたちがつけた略称で 
怪しい組ではないが 一応私がボスである。

「せ、先生 何やらかしたの? 身元引き受けに 行きましょうか?」
おちゃめなサヨさんは 機動力が頼りになる 若いスーパーママ。

いえ、私は 被害者です! 
 しっかしもう 1時間以上 この狭い 汚い 第1取調室に 拉致されておる。
今 刑事が 上司に呼ばれて 席をはずしてるので メールしてる。
隠しカメラは どこかな〜 キョロキョロ  まるで潜入ルポだ。 カシャ(笑)

あの 私服刑事2人 おまわりさん計4人 ガイガーカウンターくん1人と
奇妙な訪問者の殺到した 11月1日から その後は 何の連絡も報告もなく
(次の日 出頭せよって 電話来なかったので いかなかったが 何も言われなかった)
チャリも無事に戻ったし 自転車盗難事件はすっかり落着したとばかり思っていた 半月後の11月16日。 
「○○警察の ○○ですが 」 あの若いイケメンデカくんの 1人から また電話かかってきた。

「自転車持ってた男が 自分は盗ってない、別の人が乗り捨ててあったのを もらったと言ってたのが、
おたくの畑から 乗って行ったと 自白しました。
そこで 調書を 書き換えなければいけないので 申し訳けありませんが 明日 署に来られますか?」

え? ええ〜〜 めんどいなぁ。 チャリ戻ったから もういいよ〜〜。

「こちらに来るのが 無理でしたら お宅にパソコン持ち込んで 1時間くらいお話お聞きしても よいでしょうか。」
え? そ それは ちょっと・・・・
「わかりました。 行きます。」 

おババさまには おカミに弱い世代であることを鑑み 
「なんか この前の 自転車盗られたことについて 別のこともあるみたいで
警察行って 書類書かなきゃいけないんだって〜。」
と 珍しく正直に話した。
「へえ、大変なんだねぇ。 コワイねぇ。  別のことってなんだろう。
今は コワイ人が多いから あんたのいない時に 逆恨みされて 刺されたりしたら 大変だ。」

た、たしかに。 今は ありえない とは言い切れない世の中なところが コワイ。

まあ 犯人は ただいま 拘置されているので 大丈夫だと思いますが・・・・
おババさまの妄想フェチは 私の比ではない。

や、やっぱり 正直に言うんじゃなかった。
クドカン(宮藤官九郎)脚本の 今期テレビドラマ『11人もいる!』の パパのセリフ
「時々ウソを混ぜるな! ややこしいから 全部ウソにしろ!」
を 思い出した。(笑)

「だからいつも 言ってるんだよ。 老人一人置いて あんたはいつもさっさと出かけるけど、
今は物騒な世の中だから 甘くみると ひどい目に遭いますよ。 もう出歩いてる時代じゃないんだ。
女は家を守るのが 仕事でしょう! 
あんたが帰ってくるまでに 私が死んだら 腐っちゃうと困るから いつもコタツの電気切っておくんだ。」

は、はぁ・・・・・す、すごい設定だなぁ・・・・
出がけに 気味の悪い シュミレーションするの(いつもだけど) やめてくれないかしらん。

おババさまは 私に輪をかけた ストーリーメイカーで、
我が家の十大ニュースでは、我が家の脚本家を凌いで 脚色賞を 受賞した。(笑)

おババさまの 尋問に比べれば 警察の方が ましだ。 私は いそいそと 出かけた。
刑事課に通されると この前の イケメンくんも 今日は制服着ている。 やっぱ刑事だったんだ!

「ここは 隣の K市や M市に比べたら のんびりして 事件も少なくて よいでしょう?」

狭い取り調べ室の 空気をなごませるために 私から刑事さんに 話した。(なぜ私が?)
「ええ、まあ、のんびりして 働くには よいところですね。」

「自転車の盗難くらいで 刑事さんが 動くなんて 何か別件があるんでしょう?」
尋問好きの私は  すかさず探りを入れる。

「あ まあ。 ホームレスの方なんですが 空き家に 不法侵入して 近隣からも 苦情が来てましたので」
なるほど。 しかし まだなんか 隠してそうだ。 正直に吐け!(笑)

それから 1時間あまり 家族構成年齢から あれこれあれこれ 聞かれて 
刑事くんは パソコンに打ち込む。

「私は ○○ 何番地に住む 主婦で 夫は何才で 母は・・・・」

はあ? 私の 身の上話から始めるのか? かんからかん 見ろよ。
ストーリーと言ってたのは これか。 また 小学生の 作文教室だ。 

「そこで 私は あら 自転車は?と思い 道路に出て 自転車がないことに 気づき・・・」 と刑事。

いやいや 「あら 自転車は?」 なんて 思ってないよ。
ただ 音がしたのに 誰も来ないから どうしたかと思って 道路に出ただけ。

 「私は自転車が盗まれたと思い 前を見ると 男の走り去るのが見えました。」

ちがう! 盗まれたと思って 前なんか 見てない。 前を見たら 男が自転車こいで去ってたから
「あ 私の 自転車が 盗られた!」って わかったんだ。

いつも文章書く時  自分が最初に思ったことと 後から 色々情報得て 考えたこととを 区別したい
私。 なんで そこは こだわる。

人間の 最初の 言葉にできない直感 皮膚感覚 と 文字に整理された 文章は 微妙にズレるからね。 
だから 時系列にこだわって ダラダラ わけわからなくなっちゃうのよねぇ・・・
あ 私の文章教室は さておき・・・

作文教室で ストーリー作れるなら えん罪なんて 簡単じゃね? と思った。
我が家の ストーリーメイカーを連れてくれば ちょちょいのちょいで すごいドラマを 脚色してくれるのになぁ。

それから 現場の 見取り図書かされたり 犯人に 望むこと?? 言わされたり
プリントアウトして 声に出して 朗読して 署名したり

プリンターのインク交換に手間取って 待たされ 
結局 2時間もかかって 警察を出たら 真っ暗になっていた。

あ〜あ せっかく 公然と 家出したのに 寄り道もできず・・・・・ 
ま 社会勉強になったから いっか(なんの?) 次の尋問の待つ我が家へ おとなしく帰った私でした。

                                                      the END 





附記
 今 長崎八人兄妹物語 に関連するヒントがあるかと 松本清張『神々の乱心』を読んでいるので 
警察とのやりとりに ハマってしまった。(笑)
こんなことしてる 場合じゃない! 
子どもたちには 発表会前で セリフ覚えろって言ってるのに、なぜか 肝心なことから 一番遠いことに ハマル私。 
さきのB型の本には 喪中から年賀状出さなくなる って項目アリ。 (爆) やらなきゃ・・・










 
| おばんの歯ぎしり | 10:20 | comments(2) | trackbacks(13) |

警察沙汰 その2

「お母さん 警察手帳見せてもらった?」  ・・・・・・・そういえば、見せてもらわなかった!!
「そういう時は せめて 名刺もらうんだよ。」・・・・なるほどね。 無防備にもほどがあるってか。
後で 娘2人に 突き上げられた。 

そういえば、つい先日も 夜 ピンポーンって 若い男の人が玄関に来て 
「ちょっと来てください」って外に誘い出されて、
「お宅のドブ 放射線量が 高いですよ」って カウンター見せられた。、
「お母さん、無防備に ついて行っちゃ 危ないよ〜。 どんな人か わからないでしょ!」 って 娘に叱られたばかり。

放射線量高いって 東電に言っておくれよ。 自己責任か? こっちは 被害者だぜ。
物騒な 世の中になってきた。 基本 みんないい人って思ってる ノンキなおばさんは 
いったい誰を信じればよいのだろう。

11月1日 「○○警察のものですが・・・」 と 若い男が2人 我が家の玄関にやって来た。

「自転車 盗難届け出されましたよね。」
「はい」
「自転車 見つかったんですよ。」
「わぁ 見つかったんですか。よかった〜〜!」
「最初に盗んだ人が 乗り捨ててあったのを 別な男が 自分のものにして 持ってたのをつかまえたのです。」
「まあ、 ありがとうございます!」
「自転車の盗難ってそういうケースが多いんです。」
そうなんだ。  

しかし、私のぼろチャリごときで この人たちは・・・・・ 私服の刑事か?

でも確かに この前 両津似のおまわりさんが 長い時間かけて書いてた 私の盗難届らしきものを 見ながら聞いてたし、
盗難届け出すと 全国手配になるって おまわりさん言ってたから、さっそく 私服刑事が来たのかと 私は思った。

しかも ちょうどうちの息子と同じくらいか もっと若いイケメンのさわやかな お兄さん2人でぇ ♪
こっちの盗難届けに対応して 親切に動いてくれてるんだから 疑うのも 悪いかな〜〜と思って・・・・
(こうやって オバサンはオレオレ詐欺に騙されるのかも。 オバサンは 息子と同じくらいの若者に弱い。)  


 「で、その男が 今 駐車場の車にいるんですが、
おたくの前を歩かせたらこの男だって 確認できますか?」
 
え? ええ〜 でもそれ ちょっとコワイなぁ・・・・その人に後で恨まれたらイヤだしぃ・・・・
畑の柵ごしに 自転車で 通り過ぎるのを 何気なく見てただけだから・・・

「じゃあ この男ですか?」若いイケメンくんが デジカメの写真を見せた。
「あ そうかも。」
「じゃあ、15枚写真を並べた中で、この男だって限定できますか?」
 
え? ええ〜〜 ちょ ちょっと待って。
ユージュアル サスペクツ? ・・・・・・・

何か別の事件で 追ってた犯人なのか??
刺激のない 田舎のおばさんは ドキドキしてきた。

「じゃあ、後で 調書取りたいんで 夕方お宅に1時間くらい お邪魔してもいいですか?」

え? ええ〜〜 今日に限って ダンナが遅いし いくらさわやかなイケメンくんでも
ほんとに この人たち ケイサツなんだろうか・・・・ (ここで初めて不安になる)
家の中に上げて 居座られても 困るし、 第一 オババさまに なんて言えばいいんだ?

「調書なら この前 書きましたよ。」
「あれじゃ ちょっと 足りないんです。 犯人を罰するのに 適切な ストーリーがないと・・」

え? ええ〜〜! ストーリーって・・・
「いや、私は自転車が見つかればいいんで 別に罰しなくていいです。」
「いや、反省してもらわないと。」
「もう反省したでしょう、きっと。」

クサイ。 なにか事件が隠されている。

「ちょっと これから 買い物に行かなきゃなんでぇ・・・」
「じゃあ 後で また携帯に電話します。」

私の携帯を知っているのか?!
あ、そうだ! 家電だと おババさまが出たら困るから 盗難届けに携帯番号書いた。(爆)

2人は去って行ったが、 念のため 駐車場まで こっそりついていくと 
警察の車じゃない 普通のワゴンに乗り込んだ。 私服は、車も 私服か? 
これじゃ 刑事だって 判定できないじゃないか・・・・ 

夕方 買い物していると 携帯に 警察から 電話かかってきた。
「今から 警察に 来られますか?」

え? え〜〜〜! 出頭すべし??
だって 母に 買い物って出てるから 遅くなると 心配するしぃ、
(最近 犬の散歩でも どこまで行ったんだって 時間計ってるから)
「買い物 一度家に置いて 来られませんか?」

え? えええ〜〜! 執拗な! 
明日の午後なら と言って ともかく 今日は 許してもらった。
でもまあ 警察署に 彼らがいるなら 刑事と判定できる。

「じゃあ ちょっと電話でお聞きしますが 自転車が盗まれた時 あなたが見た 自転車で走り去る男は、
実は 横の道から 出てきた 別の男だったのでは ありませんか?」

え? ええ〜〜!!
って 私は 自転車盗まれた 被害者じゃなかったっけ?
なんか 取り調べを受ける 容疑者の気分だなぁ・・・

いや 絶対に 乗って行った男だ。 

「あなたの盗難届けによると 5分くらいしてから あれ?と思って 見に行ったら 自転車がなくて
前を見たら 男が走り去るのが見えた。って 書いてあるんですが
大の男が5分も 自転車で走ったら かなり行くと思うんですよ。 もう いないのでは?」

た、 たしかに・・・・・  
そう言われれば そうだ。 人間の記憶は いい加減なもんだ。5分ではなく1分なのかもしれない。
最初 自転車取られたのは 昼前って 書いたんだけど
携帯の発信記録を確認したら 11時35分には 娘たちに チャリぬすまれた〜って メールしてたから
チャリ盗られたのは 11時30分頃だった。
 
家に帰ると また警察から 電話。

「調書に訂正の判を 押してもらいたいので 今から お宅に伺います。」

え? どういうこと?

家に来たのは 白い制服の人。 駅前交番の 両津さんとは 違う。

「あなたの 目撃情報 40〜50才の 男 ってとこに 訂正印を 押してください。」

40〜50才っていうのは 確信はない。 だって男の年齢って わかんないしぃ〜〜
私は よくわからないまま 二重線を 引いた上に 判を押した。

でも・・・・私が 言ったことを 私がよくわからないまま 訂正して 判を 押すって どーゆうことだ? 
いいのか? これなら 書類改ざんなんて 軽くできるではないか。
 
「さっきも 刑事さんみたいな 私服の2人が来たんですけど」
制服の 人は 「そうですか。 それは 聞いてませんが。」

え? えええええ〜〜?  私は青ざめた。 
じゃあ、さっきのイケメンの2人は何者?

その日は なんだか ありえないほど 次々 訪問者があった。
三谷幸喜に シチュエーションドラマにしてもらいたいほどだ。

ピンポーン なんと 先日の ガイガーカウンターくんまで 来た。
 
な なぜ このタイミング?? 

「お宅のドブ まだ 放射線量高いですよ。」 また言われた。
イラっとしてきた。 
「自治会と市役所に頼みますから! 団地の方ですか?」 
八つ当たりに近いが 急に高飛車になって 名前を聞くと 団地の人だとわかり ちょっとホッとする。
ご親切にありがとうございます。 
放射線量って 自分で計りたいと思ってても 人に言われると けっこう困るもんだと わかる。

そして 夜の9時。 電話が鳴る。
「○○警察ですが 自転車が見つかりました。今から お届けに伺います。」

え? ええ〜〜! 今から?
「今日は 昼間 私服の刑事さんみたいな人も2人来て さっきは調書訂正してくれって来たんですよ。」
「それは聞いてませんが、私たちは 制服着てますから ご心配なく。」

え? ええ〜〜!
湾岸署ならともかく こんなカントリーな警察で ショカツと キャリアと ケイカンの連携悪すぎだろ!
事件は 現場で 起こってるんだぜ。

ピンポ〜ン 
チャリは 無事だった。 おまけに 前の篭に 錆びた鎌まで 入ってる。 乱用されなくて よかった。

書類に判を。 一般庶民は 書類に弱い。 判をと言われれば すぐに判を押してしまう。
ああ、こうして 父も 数々の書類に騙されて判を押したのだと 今更 悟る。

「なに? どうしたの? なにかあったの?」

ちっ、まずい! なんでこのタイミングに! 
トイレに立った おババさまと 夜の9時過ぎに 玄関にいる 制服の警官が 鉢合わせ。

「あ、じ、自転車なくなってたの、見つけてもらったの・・・・」 
うう 隠蔽が バレた! (爆) 明日のおババさまの お説教は これだ・・・・ トホホ

                                             (to be continued again)



 
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